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月別アーカイブ: 2025年5月

ある日の着付け教室

 

木曜クラスの着付け教室では、一時期、朝クラスに参加される方が集中していましたが、今、少し分散されているような状況です。

今日は、一部のクラスで、男子着付けの練習をしました。
お家に衣装がある方は持参して頂き、それぞれ、モデルになったり、着付け師になったりして練習をして頂きました。

皆さん、お背があるので、格好よく出来上がり、記念写真に納めました。

舞台での着装が中心になる【両ばさみ】は、一般的にはあまり結ぶ機会は少ないかもですが、体格のいい男性の場合でしたら、【貝の口】ばかりではなく、こんな帯結びも素敵なのではないでしょうか。

是非、旦那様に結んであげて欲しいものです。

茶道稽古 5月(3回目)

 

軸   【円 福徳円満】

花   沙羅

菓子  青楓(福助堂製)

稽古  初炭 濃茶 行之行点前 真の行点前

 

今日は、奥伝を中心に、3人さんだけのお稽古でした。

奥伝に相応しい花があるか心配でしたが、沙羅の花が咲いていました。
今年は昨年に比べて蕾が少ないので、タイミングよく咲いてくれて助かりました。

お菓子も前回に続いて福助堂さんで求めましたが、、やはりたっぷり大きな、しかも柔らかい練り切りは満足でした。

午前は、一番格調高い【真の行】の稽古を済ませ、午後から【行之行】を行いましたが、それぞれ、1時間近く要する点前を、皆さん頑張って下さって、私自身も混乱することなく、指導が行え、お互いの進歩を確認出来ました。

 

 

春のお出掛け会

 

毎日のように変わっていく天気予報ばかり気にしておりましたが、今日は、暑すぎずのお天気に恵まれ、23名の集団で、京都に出掛ける事が出来ました。

皆さん、頑張って朝から着付けをして、全員が綺麗な姿で集合できたので、どなたにも手を加える事も無く、これだけの人数が着物姿で集まると、本当に見ごたえがありました。

11時から予約していた【半兵衛麩さん】に集合をして、入店させて頂きましたが、20年近く前に行った時に比べて、とても綺麗なモダンなお店に改装されていて、3部屋に分かれてのお食事でしたが、どのお部屋も趣のある趣向が凝らしてあって、落ち着いた雰囲気の中で【ランチむし養い】を頂きました。

当然、お麩と湯葉を中心にしたお料理ばかりですが、結構お腹が膨れてきました。

皆さん、お話も弾みながら、綺麗な器で出てくる一品一品を味わいながら頂かれていました。

 

13時からは、南座に移動して、【歌舞伎鑑賞教室】に参加してきました。

今回は、早くから予約していたので、1列目からチケットが頂け、しっかりと舞台上を見る事ができました。

吹田市出身の落語家【桂團治郎】さんの軽快なお噺で始まり、少し、歌舞伎の説明を受けた後、落語と歌舞伎のコラボもとても楽しく、二部では見事な【相生獅子】の演目を見せて頂きました。

南座には、何度か足を運んでいますが、こんな前に座れたのは初めてだったので、首がだるいのではないか、と心配しておりましたが、舞台上の役者さんの表情がはっきりと見え、値打がありました。

終了後、皆さん、余韻を楽しむようにそれぞれ四条辺りを散策して帰られたようでしたが、散歩が待っている私は直ぐに、帰宅組として電車に乗りました。

 

茶道稽古 5月(2回目)

 

軸   【花びらの垂れて静かや花菖蒲】 高浜虚子

花   丁字草 ヤマボウシ 姫シャガ

菓子  藤の花(福助堂製)

稽古  杉棚での初炭 薄茶 濃茶 貴人点薄茶 唐物 大円之草

 

一昨年、丁字草が無くなっている事に慌てましたが、何とか1本だけ枝が残っている事に気づき、大切に見守ってきました。
昨年は、花は咲かずでしたが、枝が増えているようでしたが、花は無しでした。

ところが今年は、花が付いてくれたのです。
初夏らしい星形の花です。
最近では、絶滅危惧種になっているようなので、我が家で何とか増えてくれるといいのですが。
これからも見守っていきたいと思います。

kさんが、今日濃茶デビューをされました。
先輩方がされている姿を見られているので、わりとスムーズに進めていけました。
まだ子供さんが小さいので、月1回しか来れていないのですが、参加日には2回分のお稽古をされて頑張っておられて、何とか、4年目に突入しました。
3年が経過したとは思えないのですが、年月が過ぎるのは、本当に早いものです。

又、今日は、久しぶりに福助堂さんの練り切りを頂いたのですが、やはり美味しいです。
暫く遠ざかっていたら、やたら、福助堂さんの練り切りが食べたくなってきて注文をしました。
大ぶりの、とても柔らかい練り切りは、他店では無いお味です。
満足でした!!!

茶道稽古 5月(1回目)

 

 

軸  【薫風】

花  オダマキ 黒蝋梅 小手毬

菓子 五郎島金時羽二重餅(福井県 前田製菓製)

稽古 立礼での初炭 薄茶 濃茶 後炭

 

5月に入り、リビングから見える山が桜色から新緑色に染まってきました。

今日は、我が家では初めて、立礼でのお稽古を実施してみました。

今月の研究会での内容が立礼になっているので、前もって皆さんに体験をして頂きました。

我が家には、立礼用の棚は無いのですが、工夫をすれば、何とかそれらしき形が出来るもので、リビングのテーブルと椅子を使ってのお稽古を行ってみました。

本来、正座の出来ない外国の方向けの、広間でのこしらえなのですが、最近のお茶会では、必ずのように、一席は立礼になっています。

大寄席のお茶会用のお点前になるので、奥のお点前は出来ないのですが、たまには、こういう気楽に出来るお稽古もいいものだな・・・と思った次第です。

正座での足の心配がないので、社中の人達も、楽しそうで、既に基本が身に付いている方々は、初めての事でも直ぐに馴染んでおられるようでした。

午後からは、飛び入りのお客様もあったりして、立礼なら、そういう事も気軽く出来そうでした。

茶室ではなく、リビング感満載の光景ですが、写真も撮ってみました。

皆さんに好評だったので、是非また取り入れていきましょう。