着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2023年2月

茶道稽古 2月(3回目)

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軸   【春入千林処々之鶯】

花    黄梅 太郎冠者

菓子   内裏雛 (香月製)

稽古   円草(奥伝) 薄茶(向切り) 後炭(向切り) 茶箱和敬点

 

春が近づくと、黄色の花が色々咲き始めます。
我が家では、黄梅の木に沢山花が咲き始め、茶花として使いました。

庭では、フクジュソウが、幸福をもたらさんが如くに太陽に向かって開花していました。
名前からも、この花が開花してくれると、何だか少しだけでも幸せが訪れてくれるような気がします。

今日の軸は、私の大のお気に入りの物を掛けてみました。
対句に、【秋沈満水家々月】

寒い冬が終わると、至る所で鶯が泣き始め人々の心を楽しませてくれる、同じように秋にもなれば明月が皓々こうこうと輝き、「万水ばんすい」、すなわち洋々と拡がる海洋にも、滔々とうとうと流れる大河にも、満々とたたえる湖水にも、また小さなつくばいの水にも月影を写し出します。
そこに何人の取捨選択の心もない。皆な平等にその姿を感じ取る事が出来る。

という意味なのですが、季節感のある、又大自然と向き合えるこの言葉が大好きです。

 

 

 

映画鑑賞

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ようやく、観に行って来ました。

上映開始から、1ヶ月位かかりましたが、今日、気になっていた映画を見に行く事が出来ました。

木村拓哉さんのファンではないのですが、歴史ものが大好きな私としたら、是非見ておきたい映画でした。

固定概念のある信長像とは全く違って、戦国的背景だけの表現ではなく、夫婦愛をも織り込んだ素晴らしい映画でした。

歴史のとらえ方も学者にもより色々なのでしょうけども、こういう角度からの見方もあるのだな・・・と新しい見方をさせて貰え、新鮮さもある内容でした。

上映時間3時間近くあるものでしたが、もう終わってしまった、と思えるくらい、時間を短く感じさせる映画で、見ごたえのあるものでした。

更に終了時の字幕に、エキストラ全員の名前が出てきて、その数に更に驚き、時代劇は、背景も、衣装も人員も、指導員、関係スッタフも含め、これだけ沢山のの人達の構成で出来上がっている壮大なものなのだな・・・と改めて感じ入りました。

次に興味の湧く映画に出会えるのはいつだろうか・・・

それも楽しみです。

茶道稽古 2月(2回目)

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軸    【君火を炊けよきもの見せむ雪丸げ】芭蕉

花     曙椿 鶯神楽

菓子   春の野(福助堂製)

稽古   向切り初炭 薄茶 包帛紗 盆略 千歳盆 薄茶平点前 茶通

 

温かい朝でしたが、雨降りだったので、生徒さんは足元が悪い中でのご来訪でした。

昨年は沢山咲いた曙が、今年は蕾が少なく、ようやく茶花に使える物が出てきました。

鶯神楽も、ちょうど今、金平糖のような可愛い花を付けています。

今日は、子供さんの体調不良等から、中々お稽古に来れない事が続いた蒲池さんが、ようやく参加出来ました。
2か月半ぶりのお稽古でしたが、身体で覚えている事も多くあって、私も共に安堵した次第です。
入会から丁度1年になるのですが、まだ子供さんが小さい中、自分の時間を大切にされるために入会して下さったのですが、【好きこそもののじょうずなれ】の如く、頑張ってきた分だけきちんと身についていて、お互いに喜びでした。
来週も来れるといいのですが・・・

本日は、向切りと本勝手の間取り変更が忙しい科目の組み合わせでしたが、何とか無事に終わらせることが出来ました。