着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2023年12月

京都南禅寺【菊水】・平安神宮

IMG_9922-700x467今日は、お向かいさんからのご招待を受け、京都南禅寺【菊水】で湯豆腐を頂いてきました。

先週、胃腸風邪に感染し、5~6日おかゆとうどんだけの生活だったのですが、何とか回復し、楽しみにしていたお食事会に出向くことが出来ました。

南禅寺界隈といえば、明治時代から昭和初期にかけて建てられた政財界の要人や京都の旦那衆らの別荘が数多く残るエリア。

その昔、東山の峰々を借景として、疎水を引き込んだ庭園と趣向を凝らした数寄屋建築が一体化した別荘は、ステイタスの象徴でもあったらしく、そのほとんどが非公開なのですが、こちら「菊水」さんは、長年「料理旅館 菊水」として親しまれてきた老舗。

IMG_9958-700x467建物は、明治28年に呉服商・寺村助右衛門の別荘として建てられたもので、約400坪に及ぶお庭は七代目小川治兵衛が手掛けた名庭園なのだそうです。

七代目小川治兵衛は、他にも沢山の庭園を手掛けているそうですが、平安神宮や、円山公園も代表作のようです。

【菊水】の庭は、池泉廻遊式庭園として今も残り、広大な面積を誇る、優美な庭園と、日本建築の粋を凝らした数寄屋造りの建物とがまさしく調和しているところに、新進気鋭の空間デザイナーが上質な雰囲気を作り上げ、伝統を守りながらも時代に合わせた進化を取り入れ、生まれ変わり、 1階にはお庭を真正面に望みながらお食事が頂けるダイニングルームがあって、まさしく、お庭を愛でながら、お食事を頂いてきました。

147523158庭の中央にある樹齢200年といわれる赤松が、とても存在感があり、素晴らしく、歩いて庭を拝見した時よりも、お部屋で見ている時が壮大に見えました。

 

 

DSC_3773冬なので、お花は少なかったのですが、珍しく、【寒のカキツバタ】が咲いていました。

 

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帰り際に、タイサンボクに似た木を見つけ、お店の方に聞いてみると、側の大きな木に登って手入れをされていた植木職人さんに直ぐに聞いて下さり、その方がわざわざ下りて来て、説明をして下さいました。

何と、はがきの元になった【多羅葉】という木だそうです。

「説明をしたいので、下ります。」と言って下さった職人さんの気持ちがとても感激でした。

職人さんも、興味を持った人に説明をしたかったのでしょうか。

お土産に、いまの時代でも葉書きとして通用するらしい、その木の葉を1枚頂いて帰りました。

ea2aba33こうして、文章にまとめていると、お料理の印象がどんどん薄れてくるのか、後回しになりましたが、お料理も美味しく頂きました。

いつも思うのですが、私は、「花よりだんご」ではなく、

【だんごより花】なのです。

和のお庭と建物、その空間を目でしっかり味わいながらのお食事に、とても満足なお呼ばれでした。

 

 

HORIZON_0002_BURST20231226151740332帰りには、何十年ぶりでしょうか? 平安神宮にも立ち寄り、お参りをしてきました。

年末だったせいか、観光客もまばらで、青空に映え、綺麗さだけが際立っていました。

 

 

 

DSC_3777平安京は、四神に守られていた、という所から、平安神宮には、白虎楼と蒼龍楼があり、それぞれの近くに、像もありました。

今回は、蒼龍を見落としてしまいましたが、白虎だけは、確認できました。

私の日課として、夕方散歩では、近所にある九頭龍神社の前を通るので、毎日お参りをするのですが、今日は、こんな大きな有名な神社にお参りすることが出来ました。

今日は、今年1年の締めくくりとなり、思い出に残るお食事会になりました。

 

 

 

茶道稽古 12月(3回目)

DSC_3753軸  【無事是吉祥】

DSC_3752花   侘助 山茱萸

菓子  羊羹(鶴屋八幡製)

稽古  平花月 茶箱付き花月

 

 

 

 

今年、最後のお稽古日になりました。

今朝は、侘助が、綺麗に咲きかけていたので、茶花として使うことが出来ました。

以前にも使った山茱萸の赤い実の中で可憐な白い椿が映えています。

椿の中でも侘助は大好きです。

白に続き、赤や、胡蝶侘助が咲き始めるのが楽しみです。

 

DSC_3779先日、社中の者に頂いた、大宰府天満宮内の中島神社にある【菓子守】を身に着ける事にしました。

美味しいお菓子を求め続けている私なのですが、そんな折りにこんなお守りを頂いて、何とか、ご利益にあやかりたい、と一心に願っているわけです。

 

 

 

????????早速に珍しい、お菓子が手に入り、来年の初稽古には、社中皆で使わせて頂きたく思っております。

日本でたった一つの金平糖専門店である「緑寿庵清水」の【金平糖】です。1847年に暖簾をあげられて以来、170年近く伝統を守って来られている老舗で、私もテレビでしか見たことがなかったのですが、そんなお菓子を頂けるとは、有難い限りです。

 

????????次に、お守りを付けて出掛けていたら、思わぬ処から、クロッシェの”京あめ”が手に入りました。

京都で営々と紡がれてきた配合と技法を重ねるため、すべて京都下京区綾小路富小路の小さな工房で生まれる飴だそうです。

京都の風土気候に合わせた材料の配合と組み合わせでしか生み出すことが出来ないらしい。

又、創業130年を数えるクロッシェの”京あめ”は、すべての色に意味があるんだそうです。

色はどの世界でも、古来から人の思いや願い、そして決意を表してきた、という点から、色にもこだわって作られているのだそうです。

来年も引き続き、珍しい、貴重なお菓子との出会いがありますように!!!

 

 

 

今年最後の着付け教室

2023年の着付け教室も無事に終わろうとしています。

大きなイベントとしたら、毎年の事ですが、成人式に始まり、大学の卒業式、各学校関係の卒業式・入学式に参加される方々の着付け、成人式の前撮り撮影会、浴衣着付けのシーズンを経て、再度、成人式の前撮り撮影会、で1年が終了します。

????????着付け教室の生徒さん達の中には、お仕事に参加される方と、仕事への参加はしないけども自装や、ご家族の方々への着付けを楽しんでおられる方とありますが、今日は、お正月前という事で、自装で、二重太鼓を練習される方が多いでした。

当然皆さんミセスなのですが、略礼装での着物姿が揃うととても綺麗で、着物に、帯に見慣れているはずなのに、揃うと一段と綺麗さが増し、集合写真を撮らせて頂きました。

 

 

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こうして皆さんで集って、元気でお稽古が出来ることは、幸せな事です。

今日は、たまたま私は胃腸風邪を引いたようで、朝から大変だったのですが、何とか教室に出る事が出来て、こんな素敵な写真も撮れ、最後をきちんと締めくくれ、喜ばしい事でした。

4人の指導者と共に、40名近い生徒さんが通って来て下さっている教室ですので、1回々々のお稽古を大切に、来年も皆さんの上達のお手伝いをしていきたい所存です。

来年も元気で頑張りましょう!

 

 

 

茶道稽古12月(2回目)

DSC_3742軸  【山雲海月情】

DSC_3741花   絞り西王母 蝋梅

 

 

今日から、いよいよ冬に突入との天気予報、能勢からの方は、雪が大丈夫かな・・・と心配しましたが、寒いけども雪まで降る事にはならずよかったです。

 

 

 

 

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今月は、新年の初稽古に向けて七事式の稽古に集中です。

今日は、5人で、3回の稽古が出来ました。

今までだったら、中々集中力が続かず、2回が限度でしたが、進歩している証です。

5人の力を合わせて短時間で一つの花月が出来る事が目標です。

今月後1回ですが、頑張りましょう。

 

222実家がある島根県津和野町では、今朝雪が降ったようで、妹から雪景色の写真が送られてきました。

ごミサの前だったのでしょうか、後だったのでしょうか。

神父様から信者にグループLINEで送られた1枚だそうです。

見ているのにはとても綺麗です。

山茶花1輪が効いていますね。

 

 

 

 

 

 

 

祖母の三十三回忌法要

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今日は、祖母の三十三回忌法要を加古川にある菩提寺【真福寺】で行って頂きました。

私が嫁入りして来た時は祖母は70代半ばだったので、今の私より少し年上だったことになります。

既に、お年寄りだった、という印象があるので、考えてみると私自身も年寄りの仲間に入るのでしょうか。

そう言えば、11月に、運転免許更新の為の高齢者講習を受けてきました。

年齢並み、と言われた点や、年齢より若い、と言われた点などまちまちでしたが、世の中的には確かに高齢者に属するのです。

祖母は、2回の脳梗塞を発症しましたが、88歳まで生きました。

身体は小さいけども、姫路で長女として産まれたせいか、どっしりと落ち着いた、姉御肌のところのある人でした。

夫と結婚して、最初に祖母から頂いた物が、靴下でした。

姫路は、靴下産業が盛んでもあるからでしょうか。

その時に、「身体を冷やしたら、いけないよ。」と言われた言葉が、とても暖かで私の中で、大切にしまってある言葉の一つです。

晩年には、脳梗塞で入院している時に、言葉を発することが出来なくなってきていたのですが、お見舞いに行くと、「早く帰りなさい。」をジェスチャーでベットに寝た状態でしていました。

いつも、夕方は、女は忙しいものだ、と普段から言っていたので、お見舞いに来てもらった嬉しさをおいて、相手の事をおもんばかって、帰りなさいのジェスチャーをしていたのだな・・・と思うと、祖母の懐の大きさを感じます。

DSC_3736今日の卒塔婆には、下記の経文が書かれてありました。

大円鏡智  静かな清らかな心の人は、世界をありのままに見ることが出来る

福寿海無量 幸せをもたらす功徳の量が海のように広大である

慈眼視衆生 観音菩薩は常に生きとし生けるもの全てを慈悲の目で見て下さる

観音様は何時も優しい、思いやりの眼を持って私達生きとし生ける衆生を見て下さる。
その観音様のような心を持って生きれば海の如く無量に福が集まる

 

 

法要を営む事によって、ご先祖様を思い出し、感謝の気持ちが湧くと伴に、自分たちの老後についても考えるきっかけにもなりました。

DSC_3738帰りに立ち寄ったレストランでは、サンタクロースが、煙突を覗いていました。

ここも、以前は、老夫婦で営業されていたゆったりしたレストランでしたが、今は、注文をスマホで行う若者向けのレストランに様変わりしました。

只、さすが加古川の田舎にあるレストランなので、美味しいぬか漬け定食がある事も、売りになっています。

私達が立ち寄れる所以です。

 

 

 

 

茶道稽古12月(1回目)

DSC_3732軸   【閑座聴松風】

DSC_3731花   絞り西王母 紅葉

 

DSC_3734菓子  風花(香月製)

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ今年も後ひと月、師走に入りました。

本当に1年が過ぎるのが早い事です。

有難いのは、夏が長かった続きで、今に至っても暖かな日が続いている事です。

日本は、四季がはっきりしているとは言うものの、夏と冬では、30度位の差になるので、それぞれの季節を楽しめるのは有難いですが、対応力も必要になってきます。

温暖化現象で、秋が短くなっていることは寂しいですが、しっかり山々の紅葉も楽しみたいものです。

今日の花は、庭で色づいた紅葉を使いました。

DSC_3733又、稽古内容も新年に向けての七事式を中心に、小習いをされる方、奥伝をされる方色々のメニューでした。