着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2017年12月

茶道稽古 12月(2回目)

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軸   【松韻通萬古】

花   絞り西王母 蠟梅

香合  干支鳥香合

菓子  水仙(福助堂)

 

今日は、大壁さんを覗いては、年内最後のお稽古でした。

1年間、早いでしたが、今年の目標は、各人達成出来た様に思います。

北村さん・井村さんには、家元から届いた、四科伝の許状をお渡しする事が出来、年内に間に合って、よかったです。

来年も、それぞれが、少しずつ、前に進める様に、計画を立て、歩んでいけるようにしたいと思っています。

取りあえず、今日は、初釜に向けての稽古が、少しずつまとまってきた様に思います。

今日は、夫からのご褒美で、皆でケーキを食し、クリスマスイブイブも祝いました。

 

茶道稽古 12月(1回目)

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軸  【丁度良い】  良寛

花   初嵐 赤目万作

菓子  落葉 冬仕度 (福助堂)

香合  落柿舎(嵯峨焼)

稽古  行之行 盆点 重茶碗 初炭 後炭 茶箱月 盆香合 貴人薄茶・貴人濃茶 包帛紗

 

今月1回目のお稽古は、2日・3日・4日と続きます。

各人が、初釜に向けての特訓ですが、皆集中して頑張って下さっています。

今回の香合は、【落柿舎】と名の付いた嵯峨焼の柿の形の香合を使いました。

皆さん思わず、「可愛い・・・」と喜んで下さいましたが、そこに、テント虫が付いています。

落柿舎は、俳聖と呼ばれる松尾芭蕉の高弟、向井去来の別荘で、現在でも俳人の集う場所だそうですが、
《落柿舎の煙草盆葉這うてんと虫》という俳句をみつけました。
一度、嵯峨野の落柿舎を訪ねてみたいものです。

 

月に2回のお稽古が、中々来れない方は、1回で、2回分のお稽古をして帰られる方もありますが、そういう事が
出来る様になってきたのも、進歩でしょうか、私自身もそのパターンにも慣れてきました。

茶道は、奥深く、分からない事も沢山ありますが、歴史上解明されている事を、一つずつ知っていける
楽しみもあります。
本当に一歩ずつですが、積み重ねていきましょうね。