着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2016年4月

結婚式

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今日は、着付け教室に、15年来所属して下さっている、MIさんの結婚式でした。

朝からとてもいいお天気で、同じく、教え子である、清美さんと、宮西さんの三人で、太閤園に出掛けました。

お式への参加も希望されていたのですが、私も当日までの楽しみに、と思って何も具体的にはお聞きして
いなかったのですが、神前結婚式にも関わらず、来賓として、式場にまで案内して頂きました。

結婚式は太閤園でという事は、かねてから彼女の胸の内で決めてあったようですが、今時珍しい神前結婚式で、
「先生に是非見て貰いたかった。」という白無垢綿帽子姿が清楚で、とても厳かなお式でした。
ご自分のしっかりした意思で演出されたお式と披露宴は、両家が固く結ばれた、と感じられる様でもあり、私も年を
重ねたせいか、落ち着いた雰囲気の今回の結婚式には、お二人のこれからの人生に安心感が持てる様でもありました。

披露宴会場である太閤園淀川邸は、藤田財閥のご次男が受け継いだ敷地と建物で、茶道に最もゆかりのある
武野紹鴎から名前が付けられた、という【紹鴎の間】では、一枚彫りの欄間や風格ある掛け軸など、歴史を感じる
調度品が数々残されていて、大正3年当時のままだそうです。
このお部屋の風格が、お二人の披露宴を、より重厚感のある形に演出出来ている様で、お二人の思いのままの時間が
流れているようでした。

小さな波風は、いくつも発生すると思いますが、これからは、一人ではなく二人なので、力を合わせて
乗り切っていって下さいね。
そうして、お二人で幸せを築いていって下さいね。

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牡丹の開花

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今年も、牡丹が綺麗に咲き、庭で存在を主張しています。

あっという間に、開花し始めたので、1時間おきに写してみました。

牡丹は、富貴を表す花で咲くと、とても立派で綺麗です。
香は薄いですが、私の顔と変わらないくらい大きな花なので、顔を近づけてみると、香もしっかり掴めました。

今年は、4つの蕾をもっているので、10日間位は楽しめるでしょうか。

茶道稽古 4月(2回目)

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軸  【軽燕受風斜】

花  藤 花筏

菓子 藤の花(福助堂)

稽古 貴人点・貴人清次(濃茶・薄茶) 初炭 後炭 雪点前 千歳盆

 

朝、庭に出て花の準備をしている時は、雨の中だったのに、お稽古をしていると、あれよあれよと気温が上昇して、
透木釜の載ってい炉の側の貴人さんは暑くて暑くて、途中で、家中網戸にして回りました。

一気に夏になってしまうとは、まるで、だまし討ちにあったようです。

庭で藤の花が咲いてくれましたので、小ぶりの物を茶花に使ってみました。
花筏も、今年も沢山咲いてくれて、ちょうど藤の花との取り合わせがよかったです。

今日は、お菓子まで「藤の花」を作って下さったので、藤と藤との組み合わせになってしまいました。

小習の中でも、難しい貴人清次のお稽古が、何とか出来ました。
吉野太夫が好んだと言われる、勝手付に障子がはめ込んである、何とも風情ある吉野棚を使って頂きましたが、
皆さん、吉野太夫の気分になれましたでしょうか。

森田さんは、お濃茶デビューが出来ました。

来月からは、ころっと景色の変わる風炉になりますが、引き続き頑張りましょう。

エリザベス

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黄色のモクレン《エリザベス》が、いっぺんに満開になっていました。
まだまだちいさな木なのですが、蕾は年々増えてきていて、春が近づくに連れて、蕾の数を数えて楽しみに
しています。
今年は黄色の色素が少し薄く、薄クリーム色のようです。

シャクナゲは、今年は一つしか蕾を付けてくれませんでしたが、庭の中では、色が綺麗で、しっかり主張しています。

又、山吹や、花蘇芳も今満開です。

白山吹を育てるのは難しいのですが、今年はしっかり花を付けてくれました。

君子欄達も、今開かんとばかりに、開花寸前です。

春は、色々な花が咲いてくれるので、とても楽しいです。

茶道稽古4月(1回目)

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軸   【白珪尚可磨】

花   貝母 白八重桃 大山紅

菓子  舞桜(福助堂製)

稽古  貴人点薄茶 貴人清次薄茶 初炭・後炭(透木釜) 雪点前 和巾点

3月の着付け繁忙期を終えての、久しぶりの茶道稽古でした。

勤務先の学校が移動になった、森田さんを除く全員が出席できましたが、愛猫アミまでもが稽古に加わって、仲良し井村さんのお点前見学中です。
そのうち、お菓子でも運んでくれるのでしょうか。

そろそろ、椿のシーズンも終わりになってきましたが、山陰地方のヤブツバキから選抜された品種である、一重の大山紅が生き生きしています。

今年度も、軸の如く、心新たに磨いていきましょう。