着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2021年6月

茶道稽古 6月(3回目)

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軸   【竹 葉々起清風】

花   桔梗 夏雪葛

菓子  天の川(香月製)

稽古  初炭 薄茶 濃茶 茶箱雪 茶箱花 盆点

 

梅雨真っ只中ではありますが、今日も酷い雨にはならず、涼しく過ごす事が出来ました。

夏雪葛は、夏の終わりころに咲く花ですが、既に咲き始めているので、やはり早めに咲き始めた桔梗と一所に、
使ってみました。

【竹】の軸に、竹で出来た番傘型の花入れで、6月の清々しさが出せたでしょうか。

 

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香月さんの《天の川》のお菓子も、とても美味しいでした。

最近、お稽古中にあまり邪魔をしなくなったアミですが、久しぶりに私の膝に乗って
きたりして、その上、一人前に座布団に座り、お客さんをしています。

こうして、たまに茶室に入って来て、和やかにしてくれる事が、彼女の役目です。

ご苦労さんでした・・・

ハンモックのスイカ

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夕方の散歩道で、ハンモックに乗ったスイカが成長しています。

1週間くらい前に発見していたのですが、今日又通った時に、かなり大きくなってきている事に感激しました。

スイカは地面にある物と思っていましたが、枝をキュウリの様に上に向かって延ばし、藁でハンモックを作り、そこにスイカが置いてある、この生育法に驚きました。

地面にあると虫に食べられやすかったりするけども、こうしてあると、その被害が少ないのでしょうか。

犬の散歩が目的なので、今散歩している犬は、牛君ですが、彼の思うがままの道選びなので、毎日は観察できません。

でも、このスイカの成長ぶりは、観察を続けたいものです。

又、別の畑では、ヒマワリが立派に咲いていました。どちら共に、まさに夏の風物詩・・・
自分では作れないけども、見せて頂くのは楽しいです。

着付け教室 夜の部再開

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着付け教室、夜の部、半年ぶりの再開でした。

正確には、1月に1回、4月に2回、お稽古日はあったのですが、それぞれ直ぐにストップがかかり、夜の部だけが
お稽古が出来ない日々が続きました。

蔓延防止対策や緊急事態宣言が終了のたびに、再開できるかな・・・と期待を持ちつつ却下される連続でした。

晴れて、ようやくお稽古が再開出来て、急な再開連絡だったので、ご都合の付かない方もありましたが、
参加出来た方は、はじけるばかりの笑顔で集まって下さって、一生懸命お稽古されていました。

今日は、季節的に浴衣の練習で、色取り取り、とても綺麗でしたので、思わず写真を撮らせて頂きました。

朝・昼の応用クラスの方は、11種類もの帯結びの練習をしましたが、夜の方も、ほぼ変わらない数の
練習ができました。
皆さん、こうして集まれた喜びが、力になったように思えました。

第5波が来ない事を祈りながら、これからも頑張りましょう!!!

 

着付け教室での講義

DSC_2781毎年、夏の暑い時期には、実技の練習ばかりではなく、色々取り入れて授業を進めています。
その中でも、今日は、マナーの講義をさせて頂きました。

まだ、コロナの関係で朝と昼だけのお稽古ですが、お休みの方も少なく、皆さん、真面目に聞いて下さっていました。

時代と共に、世の中、こういうマナーについても変わりつつあるようにも思いますが、社会生活を送る中においては、周りの方々に不愉快な思いをさせない為にも、心がけたいものですね。

 

DSC_2779立礼でのお辞儀の仕方の練習

綺麗に出来ていますね。

 

 

 

DSC_2779座礼でのお辞儀の仕方の練習

綺麗に出来ているので、お部屋に人がいないように見えますね。

 

 

DSC_2779座布団の使い方の練習

少し難しそうでしたね。

 

 

 

DSC_2779襖の開閉の練習

昨今は、襖や障子も少なくなり、扱いが難しいですね。
ましてや、にじっての入室等、指が折れそうでしたね。

練習しましょう!!

 

 

DSC_2780風呂敷の使い方の練習

利用しましょうね。

 

 

 

今日の私の着物と帯は、18歳年上の先輩から数年前に頂いたものでした。
朝、庭で写真を撮って貰い、先輩に送ったところ、とても懐かしい・・・と喜んで下さいました。
若い頃にお世話になった方なのですが、今でも、こうして交流が出来る事がとても嬉しく思います。

夜には、近くのお寺さんから大きなスイカを頂き、暑い一日だったので最高に美味しく、このタイミングにも、
幸せを感じました。

今日も、有難く、よい一日でした。

 

茶道稽古 6月2回目

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軸  【松韻通萬古】

花  クチナシ

菓子 花手毬(紫陽花)(香月製)

稽古 盆香合 唐物 後炭 濃茶 茶箱雪 大円之草

 

天気予報では、雨でしたが、意外に降らず、お二人も傘を忘れて帰られた程でした。

私自身は、まだまだ小鳥の鳴き声が気になりながらのお稽古でしたが、楽しくお稽古をしながら、メジロさんの事も
少しずつ忘れていけそうにも思えてきました。

 

昨夜からの雨のお陰か、クチナシの花が濃い緑の葉にくっきりと冴え、とても綺麗でしたので、
今日の床花に使ってみました。

お稽古は、【真】 ではないのですが、クチナシの恰好よさから【真】の花の入れ方にしてみました。

花の色って数種類ありますが、クチナシだけは白以外見た事がなく、調べてみたら、黄花クチナシもあるそうです。
お目にかかりたいものです。

まずは、まだまだ小さい我が家のクチナシの木が、元気に成長してくれるように見守りたいです。

メジロの巣立ち

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今朝、遂に旅立ちの日がやってきました。

それは思いもかけず、早い巣立ちでした。
リビングの窓横の木で抱卵姿を見つけてから、23日目の出来事でした。

8時頃から、親鳥が餌も持たずに、雛から少し離れた所に佇んでいました。

昨日あたりから、2羽位の大きい子が、羽根を広げて、今にも巣から落ちそうだったので、親が練習をさせる為に、側にいるのかな・・・と思って見ていたら、突然1羽が巣から、近くの枝に飛び移ったのです。
2羽目も真似をするように続きました。

少し時間をおいて、少し小さめの3羽目も巣から飛び出しましたが、少し上の枝に止まったまま飛んでは行きません。
一番小さい4羽目は巣から出る事も出来ず、取り残されています。
この2羽が残っている時間が暫く続きましたが、枝に移っている3羽目の子は枝伝いには移動は出来ています。

どうなるんだろうと、心配していたら、親が南天の実のような物を加えて巣に残っている子の傍までやってきて、励ましていたら、何とかようやく枝に飛び移りました。

暫くでも枝を渡り歩き、又、少しだけ飛んだりして練習時間があるのかな、と思っていましたが、巣から出るという事は、それは飛び立っていく本番そのものでした。

30分もかからない位のドキュメントでした。

いつ見ても、3羽しか見えない位、小さいのか、消極的なのか、その子が最後まで残ったのだと思いますが、きちんと
親がお迎えに来てくれて、一緒に巣立ってくれたので、本当に安心しました。

突然、目の前での抱卵姿から始まり、平均より長いであったであろう抱卵期間が終わり、孵化した時の親鳥共々の
私達の喜び。
今度は、平均より短い巣立ちで終わりを告げた、メジロさんとの共同生活の数週間は初めての経験で、コロナ禍に
あって、神様から頂いたプレゼントのような気がしました

因みに、今日は、私達夫婦の43回目の結婚記念日でもありました。

何はともあれ、4羽が全て孵化し、無事に巣立ってくれた事に安堵の気持ちで一杯です。
空っぽになった巣ですが、リビングから見えるので、どうしても目がいってしまいますが、その窓を数週間開けていなかったので、今は、全開にして名残りを惜しんでいます。

燕の様に、毎年来てくれるものでもないようなので、来年を期待はしていませんが、庭の冬椿の花に集まってくれる
メジロさんは、これからも大切に見守っていきたいと思っています。

 

 

27622昨夜は、能勢の道の駅まで、を見に行って来ました。

広範囲に渡り、綺麗に光を放ってくれる蛍の乱舞に酔いしれてきました。

又、「よく来たね、ようこそ。」と言わぬばかりに、近くにまで寄って来て
くれる子もいて不思議な感覚でした。

今まで、何箇所か見に行ったことがありましたが、最高でした。

来年もまた、こんな幻想的な空間を作ってくれるのでしょうか。

茶道稽古 6月(1回目)

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軸   【歩々是道場】

花    江戸萩 紫陽花 梅花ウツギ

菓子  笹しぐれ(上政製)

稽古  唐物 盆香合 茶箱雪点前

 

今日も、午前中は爽やかな時間でした。

毎年、初夏に向かうこの時期になると、上政さんの笹に包まれたお菓子が恋しくなります。
今年も、早速に頂く事が出来ました。
瑞々しい笹の葉の優しい香りに、社中全員舌鼓を打つほどです。

美味しいものを頂くと、幸せ一杯になります。

又、中級の皆さんは、口伝の四科伝も、自然体で出来る様になってきました。
教える側の私の喜びでもあります。

 

DSC_2759我が家に仮住まいしているメジロさんの事も、今日も皆で見守りながらのお稽古でした。

2羽の親が交代で、必死に餌を運び子育てしているので、1日単位で成長しています。

今夕では、部屋からでも、雛の口ばしが見える程になってきました。

今だ、3羽か4羽か、はっきりはしないのですが、段々、親が入れる隙間が小さくなってきているようです。

まだ、雛の声は聞こえてきませんが、さぞかし可愛い声なのだろうと、
想像してしまいます。

もう暫く、私のヒヤヒヤドキドキの観察は続きそうです。

メジロの雛 誕生

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3日前から、雛の誕生を確認しています。

雛が孵ると、急に、2羽の親が餌探しに巣を順番に出たり入ったりして、抱卵状態の時とは、全く違う景色に
なってきました。

今日は、小学生の男児二人とママ、おばあちゃまの4人が、メジロ見学に我が家を訪問して下さいました。

リビング窓のレースカーテンを開け、椅子に座ってメジロの方を見ていると、この景色を一人で見ているのは、非常に勿体無い・・・と思えてきて、5人でワイワイと見れた事は、とても楽しい時間でした。

2羽の親のうち1羽は餌探しに行き、1羽は巣で雛を見守り、餌を持ち帰って来たら、直ぐに交代する。
その餌を貰う為に、雛が空に向かって、黄色い口ばしを背一杯伸ばして来た時だけ、シャッターチャンスがある。

今日のカメラマンは、粘り勝ちのママさんでした。

まだ、3羽か、4羽かは、はっきり分からないのですが、巣立つまで、ヒヤヒヤドキドキしながら、
もう少し楽しませて貰えそうです。