軸 【春水満四澤】
花 おだまき 鳴子百合
菓子 兜絵薯蕷 (香月製)
稽古 唐物 洗い茶巾 初炭 後炭 千歳盆
起床時には雨が残っていたので、庭で茶花を見繕う時には傘をさしていましたが、皆さんが来られる頃には上がってくれたので、助かりました。
でも酷い雨ではなかったので、花を摘むのには、ちょうど朝露が載っているようで、相応しくもありました。
5月の研究会の内容に合わせて、一足早く風炉に替えて、予習稽古を計画していたので、皆さん、研究会では、しっかりお勉強できるのではないでしょうか。
何と、今日は、社中の方々から、古希のお祝いを頂きました。
思いもかけない、サプライズで、驚きましたが、年長者お二人が京都まで、探しに行って下さったとの事。
慣れない茶道具店を梯子して、相応しいものを見つけて来てくれたとの事、六瓢(無病)蒔絵のお棗には、社中の人達の思いがいっぱい詰まっているようで、これから、一緒に大事に使わせて頂きたいと思いました。
まるで私の無病息災を、このお棗に願掛けして貰ったようです。
今年は、古希の祝いと、教室設立20年が重なった事もあって、次々祝って頂く事が続いて、本当に幸せな事です。
45年前の結婚以来、子供には恵まれなかったけども、夫と二人元気に頑張ってきて、こうして、周りの方達から長寿のお祝いをして頂けるとは、気恥ずかしいような気もしますが、幸せな時間を貰えて、有難い限りです。
こうして皆さんに背中を押して貰って、益々頑張らねば、と心ひそかに思いを固めているところです。