着物と茶道 日本の文化ブログ

茶道稽古 4月(3回目)

Share on Facebook
LINEで送る

IMG_20210425_091721_2.jpg IMG_20210425_091713.jpg IMG_20210425_102406_2.jpg

 

軸   【千里同風】

花   姫シャガ 鳴子百合

菓子  上用兜(香月製)

稽古  透木初炭 透木後炭 千歳盆 茶箱和敬点 濃茶 茶通 大円之草

 

庭の花も、初夏らしいすっきりしたものに変わってきました。

今朝、今春初めて姫シャガが咲いてくれていたので、今日は早速床花として使いました。
強いはずの野の花ですが、華奢な姫シャガは、繊細な花として優しく扱う必要がありそうです。
私の大好きな花の一つです。

鳴子百合も、瀕死の状態であった物を、何とか毎年枝を1本ずつ増やしていけるように、見守りながら育てていき、
今、鉢一杯に咲いてくれるようになりました。
一年一年増えてくれた時は、とても嬉しく思いましたが、無くなっていくものもあり、お花を育てる事も中々
容易ではありません。

 

禅との結びつきの深い茶道とは、床の軸を嚙みしめ、先輩方の声に耳を傾ける事が大切ですが、今を生きる花を愛で、現在を考える事も必要です。

その上で、美味しいお菓子と旨いお茶を頂いて、色々な事に感謝をする。

心がけたい事です。