着物と茶道 日本の文化ブログ

湿し灰作り

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今日は、37度位あったのではないかと思いますが、今年も、冬に使う湿し灰作りをしました。
この作業は、真夏の暑い時せねばならない、少々きつい作業です。

昨日、炉から、灰を掬いだし、お水で何度も洗いあくや、ごみを取り除きました。
結構な、あくが出ます。
流れてしまう分量の灰も見積もっておかねばいけません。

それを今朝から、風呂敷の上に広げ、水気を取り除き、出来るだけ、平らになる様に広げ、天日で干します。
今日の気温では、数時間で乾燥してきました。
乾燥するほど、篩に掛ける時は楽ですが、炉時期の湿し灰としたら、有効度が低くなります。

先に洗濯ものを取り込んでから、篩の作業にかかろうかと、思った時間だけ、天日干しの時間が長くなってしまったようで、少し、乾燥気味になってしまいました。

後は、保存でいかに乾燥させないか・・・にかかってきます。

150gずつ計って、ナイロン袋に入れ、しっかり括りました。
社中の皆さん、これで安心して、今年もしっかり湿し灰が使えますよ。

この灰作りの大変な作業を皆さんにもお見せしたいのですが、予定が立てられない作業、残念です。