着物と茶道 日本の文化ブログ

ろあん 松田

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今日は、お向かいさんからの招待で、篠山にある【ろあん 松田】というお蕎麦懐石のお店に行って来ました。

篠山には、若い頃はよくドライブがてら、車を走らせましたが、こんな奥にまで入ったのは初めてでした。

自然豊かな山間に佇む古民家を改装した建物で、勿論、今風にテーブル席になっていましたが、太い梁や、茶室であったであろうお部屋もあり、昔のお部屋の形を想像してしまいました。

ウ~ンというか、私としたら、昔のままのお部屋が見たかった・・・というか。

 

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始めに透き通ってまったりした玄米スープが出て、途中は地元で採れたお野菜が彩りよく盛られた一品が、箸休めの様に出されましたが、メインは3種類のお蕎麦と蕎麦手巻き寿司でした。

2年前から、計画をして頂いていたのに、コロナで行けなくなり、ようやくかなった食事会でした。

1種類目のお蕎麦は、ソバの実の中心部分だけを使った物でとても繊細な口当たりのものでした。ワサビだけで頂いてみました。

2種類目は、蕎麦殻も一所に引いたもので、しっかりした口当たりで、塩だけで頂きました。

3種類目は、極細麺で、私はかぶら下ろしを付けて頂き、始めてたれを付けて食べてみました。

 

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4種類目といえるのかどうかですが、蕎麦にお酢が練りこまれていて、蕎麦寿司にしてありました。
糸生姜と焼きアナゴが一所に巻かれてあって、香ばしいノリのお味とコラボして、絶妙な美味しさ。絶品でした。

 

最後のしめは、酒蒸し饅頭とお抹茶です。

 

 

 

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床の花は、盛り沢山で、蝋梅、香水仙、菊、南天、
珍しい物としては、青文字が入っていました。

私も、青文字を見たのは久しぶりです。

お蕎麦を、一皿ずつ舌の上で確認しながら頂き、景色を楽しみ、お花を愛でて、楽しい時間を過ごせました。

久しぶりに、プロの味を頂き幸せでした。
ご馳走様でした。
そして、有難うございました。