着物と茶道 日本の文化ブログ

茶道稽古 5月(1回目)

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軸   【薫風】

花   イチハツ シャスターデージー(浜菊とフランス菊の掛け合わせ) 鶯神楽

菓子  落し文(香月製)

稽古  初炭 薄茶 入子点 濃茶

 

5月は、ゴールデンウイークがある関係で風炉の開始が今日になりました。

コロナ感染予防で、お休みされた方や、お仕事で休まれた方もあって参加者は少ないでしたが、その分久し振りに、
ゆっくりお喋りも交えて進める事が出来ました。
たまには、こういう日もあってもいいですね。

茶花は、今朝今夏初めて咲いた、シャスターデージに名残のいちはつ、冬に可愛く咲く鶯神楽の真っ赤な実が
とても爽やかで、初風炉の床に調和し嬉しいでした。

菓子は、恋文を落とすところから、名前がついた、【落とし文】という風情のある物で、平安期の頃を想像しながら
頂きました。

又、今日は、昨年からお家元に申請していた許状がようやく届き、新人さんへ引継ぎ、正式に社中としてのお仲間入りをして貰える事が出来、おめでたい日でもありました。

コロナ禍なので、大勢で狭い茶室に集まる事は、出来るだけ避け、分散してのお稽古時間に設定してていますが、
気分転換を求めて集って下さる方々とこうしてお菓子を食べ、お茶が服める事は、有難い事です。

多くのことが制限されている時期だからこそ、出来る事は、コツコツと続けていきたいものです。