着物と茶道 日本の文化ブログ

丹波篠山 古陶館と能楽資料館

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以前に、【露草庵】の看板を作った時に、デザイナーの荒川さんに頂いていた券が、あったもので、今日は秋晴れにつられて、篠山までドライブがてら、出掛けて来ました。

若い頃は、秋になると篠山まで、ヤマノイモや、黒豆を求めて、片道40キロ余りの道をよくドライブしたもので、観光化した久し振りの篠山がどう変わっているか、少し楽しみでもありましたが、目的の〖古陶館〗のある場所は町中から、少し離れたところだったもので、落ち着いた風情の中、その一角だけで、楽しんで帰ってきました。

〖丹波古陶館〗は、江戸時代そのままの姿で妻入りの商家が立ち並ぶ河原町(国重要伝統的建造物群保存地区)にあり、館内には、平安時代から、江戸末期に掛けての作品が並んでおり、特に大型の焼き物には、感動を覚えました。

又、登り窯が出来る以前の穴釜の資料もあり、とても興味深く見せて頂けました。

荒川さんの出生で、現在従兄さんが、館長として守っておられるようで、丁寧に説明して下さり、現在の立杭焼きとは、一味違った深みのある(当然ですね、長い歴史を生き残ってきている作品ばかりですものね)焼き物達をたっぷり見せて頂き、次は、姉妹館の能楽資料館へと足を進めました。

能楽資料館では色々な役柄や、表情の面が中心に展示してあり、古代の能衣装は少しだけでしたが、鬘を押える為に頭に付ける鬘帯が、私には珍しいものとして、目に留まりました。

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春日神社能舞台下では、音響効果の為に7個の丹波焼大甕が置いてあるそうです。

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能楽資料館を出ると、ベンチに我が家の愛猫アミにそっくりの猫(さっちゃん)がいて、当然足はそちらに向かいます。 人馴れしていて、全然動じません。暫く遊んでいると、街並みに馴染んだ歌声が聞こえてきました。
その歌声に魅かれて、足を運ぶと、土間の喫茶店です。
コーヒーを飲みながら、懐かしい松山千春さんや、井上陽水さんの歌を、ギターの弾き語りで聞かせて頂きました。
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