着物と茶道 日本の文化ブログ

伏見稲荷大社献茶式

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DIAGONAL_0001_BURST20231024081531336_COVER朝、6時過ぎに家を出て京都伏見まで行って来ました。

50~60年位前に、駅二つ離れた丹波橋にあった遠縁のお家に、何度か行った事があることを思い出して、懐かしくもありでしたが、伏見稲荷に足を向けたことは初めての事でした。

お天気にも恵まれ、阪急電車から京阪電車に乗り換え、伏見稲荷駅に到着すると、狐さんに迎えられました。

まるで、小旅行のようでした。

 

 

 

 

 

HORIZON_0001_BURST20231024082105397_COVER25060わが故郷津和野にも、太鼓谷稲荷神社があるのですが、やはり規模が違いました。
神社とは違って、真っ赤な大きな鳥居をくぐり、外国人観光客が沢山の中、チケットを持っている者だけが入れる神殿での献茶式が粛々と行われました。

観光客の方々も少し離れたところからではありますが、色々な角度から式典の様子を見られていましたが、丁度いい日に来られた事ですね。

 

 

 

 

 

25054今日は、恵まれた事に、前席で5メートルくらいの距離で、献茶をされる家元のお点前を見せて頂けることが出来ました。

こんな機会は、後にも先にも無いような気がしますが、一度経験すると、又このような機会に恵まれることを期待してしまいます。
今後も、そんな事を願って、早朝に行動する事にしたいものです。

 

 

DSC_3709最近にしたら珍しく、お茶席3席と点心も付いていたのですが、12時には全て終わることが出来、千本鳥居もくぐったりして、少し観光も出来ました。

しかも、点心が、前回同様、【三友居】さんのお弁当で、ラッキーな事でした。

 

本席軸  【秋空一声雁】
副席軸  【一関】
本席花   尾花・見返り草・秋明菊・紅たで・女郎花・露地菊・白撫子
副席花   定家かずら・秋明菊・白楽天・吾亦紅・紅藤袴

最後に回った境内は、外国人の方がほとんどで、その中に私達日本人が混じっているような感じがしました。

前回行った東寺とは違い、色も艶やかで、賑やかなところでした。

又、京都での献茶式に行ってみたいものです。