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観劇

B9812A68-C35B-448E-AE0A-E7A224C458F1今日は、京都南座にお芝居を見に行って来ました。

久しぶりの南座、何年か前に2年以上に渡る耐震補強工事をされてから初めてになるので、内装も少し変わっているのかな・・・との期待も持ちながら出かけましたが、国の有形文化財に指定されているだけあって、重厚な建物は、変わらず、安心した次第です。

 

 

BEBACBFD-65F4-40D9-B264-143899AC4C20内部の造りは、建具に白木が多く使われ少し明るくなったようでした。

緞帳も新調されたものか、目新しく思いました。

今になり、生前の藤山寛美さんのお芝居も、見たかったな・・・と思っていたので、是非直美さんのお芝居も観たいと思って出かけました。

どれだけ破天荒なお芝居をされるのかな・・・と期待しておりましたが、今回は、かなりしおらしい女性を演じられました。

 

10kigeki_hon_omote_n【太夫さん】は、戦後演劇における傑作として半世紀にわたり愛され続け、戦後の時代に島原に生きる人々の姿がいきいきと描かれたものだそうです。

太夫さんが、普段、両ばさみを前で結ばれている姿など、初めて見る光景も勉強になりましたが、内容的には、島原という厳しい環境にあっても、愛情たっぷりの、ほっこりする内容のお芝居でした。

三林京子さんが、島原のお母さんとして適任の演技でした。

今日は、たまたま隣に熊谷真実さんが座られて一緒に並んで観る形になりましたが、マネージャーの方なのか、出演者に対して、一段とお大きな拍手を送っておられました。

又、機会があったらお芝居観賞に行きたいものです。

 

茶道稽古10月2回目

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軸   【和気兆豊年】

花   秋明菊  上臈ほととぎす 白水引

菓子  山苞

稽古  中置初炭 中置濃茶 茶箱花点前 茶箱卯の花 行之行台子

ほととぎすの中でも珍しい、黄色の上臈ホトトギスが咲き始めました。
数年前の【花爛漫】の朝ドラの中で、テーマソングが流れている時にこの花も写し出されていましたが、一般的にはあまり見かける事が少ない珍重花です。
我が家でも、他のホトトギスと同じように、寒肥を与えるだけで、特別な事はしていないのですが、毎年咲いてくれています。

今日は、3人だけのお稽古でしたが、お二人が2日分されたので、しかも、奥伝を午後から行う、というハードスケジュールでしたが、さすがベテラン二人なので、難なくこなされました。

よく頑張りました!!

IMG_20241020_144148涼しくなり、アミが暖を求めて行動するのですが、午前中は、自分のヒーターの上で過ごしていましたが、午後は茶室に参加し始めました。

お菓子が包まれている袋等に反応しての参加が多いのですが、今日は、お客さんの横で、座布団の上できちんと正座をしているようです。

何度参加しても、何も上達はしませんが、社中の皆さんを癒してくれる存在感は、ますます増していっています。

いつまでも元気でその責務を遂行して欲しいものです。

茶道稽古10月(1回目)

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軸   【天高気清】

花   蓼 白楽天 秋海棠 白水引 白式部

菓子  焼き栗(香月製)

稽古  中置での初炭・薄茶・濃茶茶箱花・茶箱卯の花茶箱月

今朝、庭に出たら、蓼が咲いていました。野生なのでどこでも育つのですが、可憐な花なので、目立ちません。
それだけに見つけたら、嬉しくなって今日のメイン花と思い、入れました。

いつまでも夏が終わらないのに、既に、早咲きの椿が咲き始めている事にも驚きましたが、もう少し風炉の花も楽しみたいものです。

KIMG27492近年、能勢の栗山が減ってきていると、聞くので、お菓子屋さんの栗は、大丈夫かと心配しておりましたが、今年も、焼き栗を頂く事が出来ました。

やはり季節物のお菓子は、その季節に一度は口にしたくなります。

又来年も頂けますように。

お稽古内容も、この季節だけの中置の点前を中心にしたお稽古で、とても新鮮でした。

茶道稽古9月3回

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軸   【松無古今色 竹有上下節】

花   桔梗 水引草

菓子  猪名の月 (香月製)

稽古  盆香合 茶箱卯の花 入子点 茶杓荘 茶入れ荘 和巾

今日は、全員、10時に揃ってのお稽古開始でしたが、先日から、着付け教室に入会された方が、初めてご自分で浴衣を着て来られました。

今までは、着せて貰っていたので、イメージは十分に持たれてはいたのですが、1回浴衣のお稽古をしただけで、電車に乗って、我が家まで来られた事に、他の方達も絶賛で拍手喝采。
過去には、肩が痛くて着付けのお稽古を中断されていたので、今回はやり遂げる、との思いも強いようで、楽しみです。
お勤めの方は、夜疲れた体でのお稽古なので、リスクがありますが、お昼に稽古が出来るので、しっかり学べると思います。

頑張りましょうね。

今日は、皆さん、ばらばらのお稽古でしたが、ベテランさんばかりでしたので、スムーズに進める事が出来ました。

彼岸に入り、ようやく、秋らしい気候になってきて、今日は、格別にお抹茶も美味しく感じました。

着付け教室

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まだまだ暑い日々ですが、今日も、着付け教室には沢山の生徒さんがお稽古に参加して下さいました。

その中の一クラスでは、男児の練習でしたが、珍しい裃をご持参された方がありました。

中々見かける事はないので、参加者全員で仕上がりを見せて頂きました。

実際に、子供さんに着せると、もっとかっこよく見える事でしょう。

男児着付けも、結構難しいので、又、機会があったら行いましょうね。

安国寺でのお月見会

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今日は、中秋の名月でした。

昼間も快晴で、夕方から少し雲が出てきましたが、日が沈むと、山の稜線から月がくっきりと現れました。

安国寺さんのお月見会に何度か行かせて頂きましたが、今年は、最高のお月見でした。
池があると、おつきさんが映り、尚、風情があるのでしょうけども、これだけ綺麗なお月さんが見れたら、贅沢は言えません。

th副住職と娘さんがされている空手の型を見せて頂き、スカッとした気分になったところで、珍しい楽器【ハンマーダルシマー】というピアノの先祖と称されているそうな、楽器の演奏を聞かせて頂き、心洗われた気持ちになりました。
何曲演奏された事でしょう。
10曲近くはあったと思いますが、楽譜無しで、全て暗譜されているそうで、80弦を、両手に持つハンマーと呼ばれる撥で打って演奏される。
優しい音色で、お寺の雰囲気にピッタリの楽器でした。
因みに、ダルシマーの音色は、別名「流れ星の音色」とも称されているそうです。
流れ星を想像してみましたが、中々難しい音色、でも優しい音色なのです。

演奏者は、Miekoさんとおっしゃる私と同世代の方で、60の手習いで始めたと仰っていましたが、人生が変わった、とまで口にされていました。
おしゃべりも上手で、とても可愛らしい方でした。

機会があったら、又演奏を聴きたいな・・・とも思いました。

最後に、月見団子を頂いて、お寺からの夜景を楽しんで帰りました。

 

 

 

茶道稽古 9月(2回目)

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軸  【掬水月在手】

花  シュウメイギク 段菊 秋海棠

菓子  月ウサギ(香月製)

稽古  後炭 入子点 茶入荘 和巾

IMG_20240916_144834昨夕散歩をしておりましたら、葛の花を見つけました。

先日の講義で、いつも花が咲く前に刈り取られてしまう、という話をしたところでしたが、ついに刈り取られる前の姿に出会う事が出来ました。

よい香がするはずでしたが、何だかカメムシ臭い。
調べてみると、カメムシが好きな花らしい。
茶花にはなりそうにないので、玄関に飾って皆さんに見て貰う事にしました。
葛根湯等をはじめ、生薬にもなる植物なのに、力が強すぎるせいか、嫌がられてしまう植物、
私自身は、葛根湯をはじめ、葛のお菓子など大好きなので、沢山育って欲しいのですが、中々理想と現実がかみ合わない例えと同じなのでしょうか。
しかし、久しぶりに見た葛の花、暫く楽しみたいものです。

IMG_20240916_151149さて、今日の茶道稽古はお月見シリーズで取り揃えたものの、午前の方達だけで、午後からの方は、組紐作成の時間に変更致しました。
一人、体調不良で欠席となり、二人で、難しい八玉に挑戦、始めはどうなるものか、と思いましたが、何とか7時まで掛かりましたが、完成させることが出来ました。

お疲れ様でした。

二人とも、渋い色目ですが、綺麗に完成しました。

着付け教室

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今日の着付け教室は、先週に続き講義をしました。

紋様の続きと、模様付けについてと家紋についてです。

テキストに即して、持参したお茶道具と帯と着物を見て貰いながら、お話を進めて行きましたが、少しでも皆さんが紋様に興味を持って下さったら嬉しいのですが。

又、今日は、四人の新入会者の方があるので、私も絽の色無地と竹文様の絽の名古屋帯を結んで臨みました。
母の色無地を着て、帯も頂いた物ですが、丁度今日の日に相応しい着装になりました。

本来は単衣の時期ですが、今年は残暑が続き、いつまでも薄物着用が適しているという状況です。

そして、地味だけど、と思いながら着た着物も、写真で見ると、いつのまにやら似合ってきている事に自分自身の年齢を感じざるを得ません。

残暑の時期には、実技練習を避けて講義をさせて頂く予定で日程を組んでいますが、もうぼちぼち、涼しくなることを祈るばかりです。

茶道稽古 9月(1回目)

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軸  【秋風淅淅 秋水冷冷】

花  シュウメイギク 段菊 江戸萩

菓子 着せ綿(香月製)

稽古 入子点 初炭 お茶入れ荘 お茶杓荘 茶箱卯の花 茶箱花

9月になっても猛暑日が続いていますが、花は何とか、秋の花々が咲いて来ています。

春頃から、咲き始める江戸萩も、やはり秋になると萩らしい花を付けています。 シュウメイギクも、萩もこの秋初めて使いました。

jounamagashi_img0169月9日が、菊の節句なので、今日のお菓子は【着せ綿】にしました。 私自身が、この節句を楽しむべき年齢になって来ているわけですが、全く実感が湧きません。 やはりこういうのは、周りから、祝って貰って初めて感じる事なのでしょうね。

IMG_20240911_170624昨日は、私が茶道教室を始める時にお世話になった方の個展が池田駅ギャラリーであり見せて頂きました。

S__4489269元々、書道の先生なのですが、本のタイトルの如くさらった書いた絵に浮かんでくる句を添えて、額に納めておられます。

切り取った葦を筆にして書かれた絵や文字、非常に味わい深いものでした。

額もご主人様の手作りの物です。

今回、3冊目の本の発刊記念の個展だったそうですが、10年ぶりにお会いしましたが、お互い、年齢を重ねながらも元気に活動出来ている事が確認出来た次第でした。

丁度偶然にも、今日の茶掛けは、30年前にこの方に書いて頂いた軸を掛ける予定にしていたので、そんな話もお伝え出来、楽しい、鑑賞会でした。

着付け教室二学期開始

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夏休みが終わり、今日から二学期の開始となりました。

温暖化が進み、中々直ぐに着物を使ってのお稽古再開が難しい、と考え、2週続けての講義をする事に決めました。

今年は【文様について】、来週は、【家紋について】までお話を進めたいと考えております。

洋服と違って着物の場合は、文様を考えて着物と帯の組み合わせを選ばねばなりません。
その為には、文様についての意味や歴史の知識があるとより正確に、又楽しく選ぶことが出来ます。

朝昼夜の部の中で一番生徒さんの人数が少ない夜クラスでは、動き回って並べた着物や帯を近くで確認する事が出来ました。

又、茶道具の裂地を回すと、1枚々々丁寧に観察されていました。

来週も又、講義を楽しんで下さいね。

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