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着物と茶道 日本の文化ブログ

茶道稽古 11月(2回目)

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軸  【開門多落葉】

花   錦木 絞り西王母

菓子  織部上用(上政製)

稽古  初炭・後炭・薄茶・台天目・唐物 色紙点

 

秋晴れの暖かな日が続いています。
又、庭には、軸のごとく、藤の葉っぱが沢山落葉しています。

前回のお稽古時には、まだ青味が残っていたニシキギも、今日は、綺麗に紅葉していました。
炉になると、椿オンリーになってしまいますが、早咲きの絞り西王母が、9月から咲き始めたもので、蕾が殆ど
無くなってしまいましたが、今日は、有難い事に、綺麗な一枝が残っていました。

それぞれが、初釜に向かって練習をしましたが、テキストの無い、四科伝は、難しいですね。

着物で来られた坂口さんは、力も入っていたからか、又お稽古最後の方だった事もあって、初炭の他に、
薄茶平点前を2回、頑張られました。

逆に私が、今朝は、七五三の早朝着付けに行った後でのお稽古になったので、洋服での指導になりましたが、皆さん、冬に向けては、着物でのお稽古にも励みましょうね。

茶道稽古 11月(1回目)

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軸    【瑞気満高堂】

花     ニシキギ 山茶花

菓子    猪子餅 新米せんべい もみじ

稽古    初炭 後炭 薄茶 濃茶 (杉棚利用)

 

今年は、1日に、炉開き祝いを行う事が出来ました。

茶室が夏景色から、冬景色に一変します。

風炉から炉に変り、炭の大きさが巨大になるので、釜の中の湯もしっかりと湯気を上げ、沸いてきます。
側にいると、まだこの時期だと、暑くなるくらい、暖房効果もばっちりです。

IMG_20201101_152806今日は、杉棚を使って基本の稽古をして頂きました。

二人の方が、着物で来てくださり、袂の不具合を経験して、こなし方の勉強
にもなりましたね。

炉開きには、三つの【べ】の道具を使うという約束があるのですが、この棚に載っている《備前の水差し》《織部の香合》《黒織部の茶入れ》で、揃える事が出来ました。

お菓子も、上政さんで注文をして《猪子餅》を準備する事が出来、茶人としてのお正月を無事迎えることが出来ました。

 

 

IMG_20201101_124257干菓子器は、岩手県平泉の伝統的工芸品漆器「秀衡塗(ひでひらぬり)」
使いました。
お祝いにふさわしい、華やかな漆器です。
中々関西では、見かける事は少ないですが、関東出身のお向かいの奥さんから以前に頂いていたものです。
新米を使ってのおせんべいと共に、炉開きに見合った干菓子も準備
出来ました。

これから、半年間、大きな炭を使っての茶道を楽しみましょう。

 

茶道稽古 10月(3回目)

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軸   【東籬佳秋色】

花    上臈ほととぎす コバノランタナ

菓子   焼き栗(香月製)

稽古   中置初炭・後炭 茶箱月点前 和巾点

 

一機に寒くなり、床暖を入れてのお稽古となりました。

今月は、中置でのお点前が中心になるのですが、先週2回目のお稽古同様、小板を使ってのお稽古を行いました。
五行棚程の華やかさはないですが、10月だけの素朴なお点前です。
まだ、キャリアの浅い坂口さんには、丁度基本も学べてよかったです。

上級さんには、四科伝の和巾点も挑戦して頂きました。
幕末の頃に活躍された、11代玄々斎精中がまとめられた、【和巾点】
茶道を完成させた利休さんから代々受け継がれてきた茶道を守らねば・・・と宮家に献茶を申し出られた際に
拝領された、と言われる和巾に因んだお点前。
意味を嚙みしめながら、お稽古に挑みたいものです。

 

IMG_20201018_135340今年も、香月さんの【焼き栗】がとても美味しいでした。

この時期は、お菓子も栗が中心になりますが、【焼き栗】は最高です。

又、来年も楽しみにしたいものです。

秋の七草 葛の花

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ぼちぼち、稲刈りが済んでいる田んぼもあれば、まだ黄金色に染まったままの所もあります。

台風、14号が発生したという事なので、次に通る時には、刈り取られているかも分かりません。

夏前に可愛らしい苗が植えられて、お水の中で泳いでいるような状態から、私達は暑い暑いと言っている夏の間に、
稲は堂々と成長し、実が付き、涼しくなるころには、稲穂が垂れてくる。

毎年繰り返されるこの成長過程を見るのが、私は大好きです。

 

稲穂を題材にした帯結びも作っています。

《穂 ほまれ》です。

お米大好きな私にとって、今年も、美味しいご飯が食べられる事は、有難いことです。

 

田んぼ道を過ぎ、今日は珍しく、猪名川の河川敷を通りました。

茂った草の中に、秋の七草の一つである、【葛】を見つけました。

山の中で自生するものと思っていましたが、こんな所にもあるのだと、この発見も喜びでした。
挿し木にしたいところですが、葛は強くて繁殖しすぎるので、我が家の庭では無理だと思い、眺めるだけにしました。
葛切りや、葛湯、冬場によく利用する葛根湯等、食する機会は多いですが、花を見る機会は珍しく、今年は秋の七草、全てに出会えた事に喜びでした。

茶道稽古 10月(1回目)

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軸   【吾心似秋月】

花   槿 萩 藤袴 花筏 三時草

菓子  栗拾い(香月製)

稽古  五行棚での初炭 後炭 薄茶 濃茶

 

今日は、少し蒸し暑い一日でしたが、自然換気だけで過ごせる気候でした。

床花には、秋の七草のうちの、萩・藤袴を入れましたが、何と、春の花である、花筏が、秋にも咲き始めて、
一所に入れてみる事にしました。

花筏は、晩春の花なのに、夏になると、早くも全て落葉してしまい、少し涼しくなり始めたら新芽をのぞかせ、あっという間に葉も大きくなり、花を付けていました。
年に2回も咲いて、得をした気分ですが、樹木としたら、無理をしているのでしょうか。

 

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又、菓子は、先週の栗は、木についている状態でしたが、今日は、落ちた栗の状態の物で、1週間の時間経過を自然そのままに演出する事が出来ました。
ご製は違いますが、それぞれに美味しいでした。

道具畳には、宇宙を構成している【木火土金水】の要素が存在すると言われる五行棚を据えての中置のお稽古をしました。

中置は、肌寒くなってきた頃に、お客様に火を近づけて差し上げましょう、との目的からの10月だけのお点前です。
温暖化が進むこれからの時代、登場する機会の減るお点前なのかも分かりませんね。

 

 

IMG_20201006_111402先日来より、お月さんを眺め、自然の変化を楽しんでいましたが、今日は、
茶入れにも、お月さんに因んだものを使ってのお稽古をして頂きました。

【広沢茶入れ】中興名物
「広沢の池の面に身をなして見る人もなき秋の夜の月」
この古歌から、小堀遠州が命名したという茶入れです。

現代人は、月を見上げて鑑賞しますが、昔の貴い身分の方々は、池等に映る
月を見て楽しんだと言われます。

香で楽しみ、陰で楽しみ、歌で心内を伝え、本当に風流なことですね。

中秋の名月

中秋の名月 2020

 

今年の中秋の名月は、教室のある木曜日でした。

6時15分位から、外に出て、お月さんがどこにあるか探したところ、教室の前の道から見え、ビルの間から
のぞき始めていました。

15分ほど同じ場所に立って見ていましたが、どんどん上に上がっていきます。

目に見える程の速さで動いて行くのです。

という事は、そんなに早く地球が動いているという事になるのです。

自分の足元は何も感じないのに、実はどんどん回転している・・・
不思議ですね!!!

今日は、お月さんの輝きと共に、地球の動きにもあらためて感動した日でした。

 

IMG_20201001_204749因みに、夜のお稽古終了後のティータイムおやつは、石井さんの差し入れの
数字カステラでした。

京都の老舗菓子メーカー 「伊藤軒」と、京都のテキスタイルブランド
「SOU・SOU」のデザインのコラボレーションで生まれた、なつかしくも
新しい「わらべ菓子」です。

各人、好きな数字を取り、わいわいと楽しく頂いて、お開きにしました。

アオサギ

7033

 

今日の散歩では、アオサギに出会いました。

黄金色に輝く田んぼを通り過ぎ、暫く歩いていると、多田地区の旧家のお家の庭で、虫でも探している姿で佇んでいました。

首も、手足も長く、人間の2~3歳くらいの身長がありそうな姿でした。

かなり近づいても、逃げる気配がなく、まるで飼われている様に感じられました。

7036アオサギは、コウノトリ目サギ科アオサギ属に分類されている鳥類のひとつです。

アオサギは、見た目が青いわけではないのに「アオ」と名付けられています。

それはどうしてなのでしょうか。

アオサギの羽は灰色ですが、それが青色がくすんだ灰色に見えるという事から和名の由来になったとも言います。

水の中に立っていることが多いことから、青と名付けられたとも言われており、諸説あります。(鳥ペティアより)

その後、大きな羽根を広げ、隣のお家の屋根に飛び移っていきました。

散歩をしていると、色々な出会いがあり楽しいですよ。

茶道稽古 9月 (3回目)

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軸   【清風払明月】

花    白楽天ホトトギス シュウメイギク 蓼 赤・白水引草

菓子   露時雨(福助堂製)

稽古   逆勝手での初炭 後炭 薄茶 長緒点前

 

少し涼しくなると、お花が綺麗に咲いてくれます。

IMG_20200926_071152待ちに待った、白楽天ホトトギスの蕾が開花してくれました。
他のホトトギスと違い、とても高貴な花です。
夏の間は、葉っぱばかりで、花を付けてくれるのか・・・と心配していましたが、その季節になるときちんと蕾を付け、膨らんできました。

昨夕の散歩中に見つけた蓼とも合わせて、お月さんをイメージした籠の花入れに入れてみました。

【蓼】は、珍しくはない野草だけども、藍染めが出来る【蓼藍】にちなんで、私的には、とても気になる植物です。
今日は、高貴な花と、一番身近な草花とを組み合わせてみました。

IMG_20200926_071216庭には、一足飛びに、炉開きの椿も咲き始めて、一昨日夜の雨で開花した花達が沢山落ちていました。

 

 

 

 

今日のお稽古は、逆勝手をして頂きました。

本勝手では、充分慣れてきている、薄茶・濃茶も、逆勝手となると困惑しかりですが、頭の体操にもなります。
年に1~2回はしておきたいお点前です。

IMG_20200927_111838お菓子は、【露時雨】と名前のついたきんとんです。

今の時期を、露時雨と表すそうで、丁度その時期には、栗のいがが割れて中から栗が顔を出している季節だよ・・・という意味なのでしょうか。

 

 

 

露時雨散歩道にも、栗の木が植わっているのですが、まだ、木についている物に、この菓子の様に、綺麗な黄緑のいがから覗いている栗を見つけました。
お菓子を頂きに行った後だっただけに、お菓子と同じ栗を見つけ、小さな感動でした。

彼岸花と椿

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我が家の庭に、白の彼岸花】が咲きました。

昨日、お墓参りに出掛けたけども、道中彼岸花を見なかったな・・・と思っていたのですが、今朝起きてみると、
我が家の庭で咲いていました。

真っ赤に燃え盛るような彼岸花は、よく見ますが、白の彼岸花は珍しい。

植えた覚えもないのですが、そういえば、この所、毎年咲いてくれているように思います。

彼岸花は、家の中に入れてはいけない、と言われるので、このまま楽しみたいと思います。

庭をぐるりと、点検していると、【絞り西王母】という早咲きの椿が咲いているではないですか。
まだ、9月です。
いくら早咲きと言えども、気が早すぎる。
他の蕾はまだまだしっかり固そうなので、かなりあわてんぼの子がいたのでしょうか。
一つ目に実ったお野菜は、早く摘み取る方がいいという考え方があるので、他の蕾に負担を掛けないために、この花も摘み取って家の中で楽しむ事にしましょう。

野草としらさぎ

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彼岸に入り加古川までお墓参りに行って来ました。

お盆の時期には、暑く、お寺さんから、「いつまでもそんな所にいたら熱中症になるから、早く入っておいで」と
言われ、掃除もそこそこに、クーラーの効いたお部屋に上げて頂きました。

お寺さんから、墓参りより、早く上がりなさい、と言われた事が、時代だな・・・と可笑しくて、笑いながら
お邪魔して、雑談タイムに入っていきました。

季節が移り、お彼岸ともなれば、今朝は涼しく、墓周りの掃除をしようと、張り切って色々掃除道具を持参して
出向いたところ、墓の周りに、とても可愛い草が花を咲かせていました。
名前は分からないですが、義母が喜びそうな花だったので、蕾も沢山付けていたし、その草は抜かず、
そのままにしてきました。
来年の彼岸にも、咲いてくれる事を期待しながらです。

暫く、墓周りの草抜きなどの手入れをしていたら、シラサギが飛んできて、休耕田で羽根を休めました。
真っ白で綺麗な鳥です。

今日は、秋晴れの空の中、こうした自然と触れ合いながら、亡き人を偲ぶ為のお墓参りができました。