着物と茶道 日本の文化ブログ

カテゴリー別アーカイブ: レクレーション

初稽古

今年のお稽古始めは、お天気には恵まれましたが、毎年、西宮から参加して下さっている、林さんがご病気で、不参加となり、少人数での開催になりました。

谷畑さんは、子供さんの体調の関係で、昼食のみの参加で、それでも何とか一緒に顔合わせが出来て、よかったですね。

前日に、親戚から頂いて来た柳で、結び柳を入れる事もでき、新年の準備を整える事が出来ました。

いつものお稽古風景と違い、着物で揃うと、まさしくお茶室の雰囲気も変ります。

昨年12月のお稽古から、1か月以上経過しているのに、皆さん、それぞれにきちんとお点前が出来、気合でしょうか、お稽古を続けている経験でしょうか、新年のスタートとしたら、気持ちのいい発進でしたね。

今年も、少しずつ進んでいきましょうね。

北野天満宮でのお茶会

今日は、荒木先生のお誘いで、北野天満宮でのお茶会に、行って来ました。

明月舎では北野先生のお釜が掛けられており、遊び心満載のお席でした。

まず水指が信楽焼きの【たぬき】です。

床の軸は、瓢箪の絵に、【飲めど 飲めども・・・】の言葉

男性の先生の釜掛けとは、こういうものなのか、と楽しい時間が過ごせました。

又、松向軒のお席では、大樋焼のお茶碗で頂く事が出来、お茶の味より、手にしたお茶碗の手の中にすっぽり収まった感触が、何とも心地よく、そんなお茶碗で頂く事が出来ラッキーでした。

帰りに、前川さんお勧めの、菓匠【老松】に行きお土産を買って帰りました。

老舗らしく、干菓子型が飾ってありました。

また、機会があったらお茶会に行きましょう。

お茶会

今日は、東日本大震災の義援金の為のチャリティー茶会が、大阪美術倶楽部でありました。

北村さん・井村さん・除田さんの4人で行って来ました。

薄茶席は、仙台の七夕をイメージしたお席で、手作りの飾り物に、若手茶道者の新鮮さが醸し出されていました。

14代淡々斎宗匠の奥様、嘉代子夫人が仙台でお生まれになられた、いきさつから、嘉代子夫人が考案された、千歳盆点前のお席でしたが、本当に若手のお席らしく、ういういしく好感が持てました。

軸 【葉々起清風】 も含め、東日本大震災の義援金チャリティー茶会のテーマに沿った、素晴らしい設えでした。

私自身が、夏のお茶会は初めてで、楽しみにしておりましたが、いい刺激と勉強になりました。

お茶会デビューの北村さん・井村さんも、又久し振りにお会いした除田さんも喜んで下さって、4人で、楽しい時間を過ごせました。

ちなみに、濃茶席の軸は 【一渓流水廻青山】 いっけいりゅうすいせいざんをめぐる

お茶会主催者の方々、お疲れ様でした。そして、有難うございました。

春のお出掛け会 宝塚歌劇鑑賞

今日は、最高のお天気の中、100周年記念の宝塚歌劇【ベルサイユのばら】を鑑賞して来ました。

かつて上演していた頃は、それ程の興味も抱かなかったのですが、こんなに近くに住んでいながら、一度も宝塚鑑賞経験がないという事も、もったいない話。

丁度100周年記念公演で、知名度の高いこの演目を、仕事がオフのこの時期に上演して下さるという事で、銀ステさんにお願いしたところ、チケット20枚が何とか手に入った状況でした。

素晴らしい踊りと歌声、又衣装に目を見張りながら、あっと言う間に3時間が過ぎてしまいました。

この日の着物選びは直ぐに決まり、明るい色目の【京都千總】の染めのものでお出掛けしたところ、何と、舞台の緞帳と同じ様な色目だったのです。

少し派手になってきてはいるものの、宝塚歌劇鑑賞だし・・・と思って、是非これで行きたいと思ったのですが、まさか緞帳と似ている色目だったとは、とてもいい思い出になりました。

まさか、緞帳が【千總】のものではないだろうと思って調べてみましたが、神戸に本社がある加美乃素本舗の寄贈である「Access the World -飛翔」、という事までしか分かりませんでした。

残念!

でも緞帳だから、【千總】ではなく、【川島】である確率が高いですね。

結局、私の考えるところは、最終的には歌や踊りではなく、柄や生地に興味が落ち着くのだな・・・

仕事柄仕方のないことですね。

鑑賞後の、若水でのお食事も、川の景色を眺めながらで、細かな細工のしてあるお料理はとても美味しいものでした。

機織り体験と正倉院展

今回のお出掛け会は、麻糸作りと、麻糸を使っての機織り体験をさせて下さる、中川商店と、正倉院展へ行って来ました。

中川商店の福島さんに指導を受けながら、皆さん一生懸命麻の繊維を裂く作業をしましたが、そんな簡単な事でも容易ではなく、何にでもプロが存在する事が、再認識出来ました。

20年振りの正倉院展も、それほど待ち時間もなく、1300年前の驚きの品物を数々見せて頂けました。

 

秋のお出掛け会

参加者・・・守安さおりさんのコメント

112日㈯は、教室恒例の”秋お出かけ会”でした。

今回訪れたのは奈良、麻の手織り体験~三段お重ランチ~

正倉院展盛りだくさんの内容です。


まず築120年になる中川政七商店に到着、麻の手織り体験とランチが頂けます。

お店の奥に布蔵を改装したという”機場”がありました。

そこで丁寧なご指導のもと、一人ずつ機織りを体験させて頂きました。

両手両足を駆使して織るのです。興味深い体験でしたが、難しかったです。

織るのも大変なのですが、その前に麻をさいて糸を作り、手で紡ぎ長い糸にしていく

ことから、何からなにまで手作りなんだと、改めて気づかされました。

さて、機織り体験の後は、お食事です!

大和ポークのあられ揚げが豪華な三段お重ランチを頂いたら、次は奈良国立博物館、

65回正倉院展へ・・・お天気の三連休初日ということで、

奈良公園は周辺も賑やかでしたので、待ち時間が気になりましたが

行列は流れていて程なくして入場できました。

中に入ると、1200年以上も経ってるとは思えない、聖武天皇遺愛の品ー

鏡や楽器、衣裳、東大寺の仏具などが展示されていました。

中でも私は23年ぶりに公開という”漆金薄絵盤”が印象に残り

それは、直径56cm,高さ17cm蓮の花の形をした仏具で、お香の台座だそう

・・・なんとも贅の極みです。

金箔を貼った木製の花びらに花喰い鳥、獅子などが描かれ、

鮮やかなデザインにとても魅了されました。

天平文化を彩った至宝の数々に陶酔しながらお出かけ会はお開きです。

今日一日を過ごしてみて・・日本の工芸品と国宝と品物は違えど、

技をかけて大切につくり、継承や保存している品、

という点はつながるでしょうか?

ものがあふれ、利便性を求める現代ですが利便性は備えても、

古来より培ってきた日本人の感性に合うものは忘れたくないですね。

機械では作れない、人間の手でしか作れない大切なものがあると信じて、

私自身着物の着付けもさらに、精進していきたいと思いました。

今日の会に携わって下さったみなさま、感謝いたします!(^-^)

桂文珍 さかぐら寄せ

2013.04.05

いつもお世話になっている銀ステさんの案内で、名塩和紙の見学とさかぐら寄席に行ってきました。

今年は、「春のお出掛け会」が企画出来なかった代わりに、落語の好きな、守安さんと二人だけのお出掛けを楽しんで来ました。

人間国宝の谷野武信さんの工房で、泥を使って作る雁皮和紙の製法を見せて頂き、お話しを頂戴致しました。

こんな近くに、日本で唯一のいや、世界で唯一の和紙を作る所があったとは!

この世界に誇れる大切な和紙も、今や谷野さんの二男さんが受け継いでいらっしゃるだけという、何とか二男さんが継承して下った事が嬉しくなりました。

 

三枝改メ 桂文枝襲名披露公演

今回は、今までで、最も近くでのお出掛け会でした。

参加者・・・山本三恵子さんからのコメント
毎年 春と秋に着物で出掛けませんか、と先生に計画して頂いて 旅行会社にお世話になって、これまでに何度か
参加させて頂きました。

今回は、池田市民文化会館・アゼリアホールでの、桂三枝改メ桂文枝 襲名披露公演に参加させて 頂きました。
桂三枝さんといえば、「新婚さんいらっしゃ~い」で有名な方ですが、 これまでに沢山の創作落語を発表されて
います。

どのようなお話なのか、興味があって、今回良い機会を頂いて 感謝しております。
近くのお店で昼食を頂いてからホールへ向かい、丁度良い席で見る ことが出来ました。
舞台はとても綺麗でした。
そして、羽織袴姿の落語家さんは、素敵だと思いました。

口上の時に、床に頭がつかんばかりに、深々とお辞儀をされて とても美しい所作を見せて頂きました。
どのお話もとても個性的で、オチにはやっぱりそうなるの、と思ったものでした。

最後に文枝さんが登場されてお話しをされた後、本日の講演はもうこれで終わり だろう、と誰もが思ったはず。
しかしその後に大きな大きなオチが待っていました。

お人の心を掴むのがお上手で、もっと落語の世界を知りたいと思いました。
今回皆様と共に楽しい時を過ごすことが出来まして、本当に有難うございました。
先生・旅行会社の方に お礼申し上げます。

京都 寂庵にて法話会

寂庵先生からの法話を頂き、天龍寺でのお食事・雲龍図拝観・お庭散策を致しました

参加者・・・苅田文路さんからのコメント
5月19日(土)爽やかな青空の下、春のお出かけ会が行われました。

今回は京都嵐山、寂庵にて瀬戸内寂聴さんの法話をいただくというものでした。
以前から平岡先生が希望されていて、旅行社 銀のステッキさんが叶えてくださいました。

嵐山駅からタクシーで寂庵に向かい、緑豊かなお庭を拝見した後、約1時間の法話がありました。
今年90歳になられる寂聴さんですが、可愛らしい笑顔に大きなお声でお話くださいました。

私事ですが、30年近く前に出掛けた成人式で、寂聴さんの講演を聴きました。
若干二十歳の心に残ったのは、一度しかない人生、悔いの残らないよう好きなように生きなさい。

でも決して人に迷惑をかけてはいけません。というお話でした。

今回の法話でも、好きなことをしなさい。好きなことをすると笑顔になり、周りの人を幸せにできます。と言われ、 二十歳の頃を懐かしく思い出しました。
当時振袖を着ての成人式でしたが、今回もまた着物を着て寂聴さんに お会いすることになりました。
「皆さん着物がとても素敵ですね。」と褒めてくださいました。

生まれた時に決められている定命について、断捨離に反対されている事等、小説家としてもご活躍の寂聴さん、 時に面白おかしく、明るく前向きに生きていくためのお話をたくさん聴かせていただきました。

お出かけ会にはまだ続きがあります。 世界文化遺産 天龍寺拝観です。篩月で美味しい精進料理をいただいた後自由に拝観。
新緑に囲まれた美しいお庭をのんびり散策しました。
最後に嵐山メインストリートでお土産物屋さんに立ち寄りながら解散、お出かけ会終了です。

今回大変貴重な機会を与えてくださった先生方、銀のステッキさん、有難うございました。

浜縮緬の里 江・浅井三姉妹博覧会

今回もお天気の心配のあるお出掛け会になってしまいました

参加者・・・中谷洋子さんからのコメント
年に2回あるお出掛け会ですが、なかなか参加出来ず 久しぶりに今回長浜方面へのバスツアーに参加する事が出来ました。
生憎の曇り空での出発になりましたが、亡父着用の紬のアンサンブルを自分用に仕立て直した着物で参加出来ましたので、感慨深いものがありました。

最初にツアーの一番の目的である浜縮緬の工場見学に行きました。
見学する樋口(株)工場は日曜日にもかかわらず、着付け教室の方々だったら、という事で。唯一見学させて下さる工場だということで、とても期待しながら訪問しました。
日曜日で機械は動いていませんでしたが、浜縮緬が出来るまでの工程を色々教えて頂きました。
その後別室で浜縮緬の歴史と特徴についても熱心に説明をして頂き、なぜ浜縮緬が白生地の最高峰と称されているかを知る事が出来ました。
又別の話もされて、過去には生糸工場は1000社あったのに、現在は群馬と山形に2社しかないこと、又昭和48年から生糸の輸入制度が始まり、現在では99.9%生糸を輸入していて、国内では0.01%しか作られていないという事で、これには本当に驚きました。

又、ボタンの話をされ、1865年にフランスでボタンが初めて作られた後、世界の民族衣装が変化していったそうです。
そのなかで唯一変化していないのが、日本の着物で、何の変化もなく日本の伝統文化は伝えられている、と話されました。
しかし、現実の着物に関しての話もされて、今の着物離れの現状をとても嘆いておられました。
その原因として和ダンスが無くなって来ている事、結婚式の形が変化してきている事、着物が高額化し過ぎてきた事等を挙げられました。
私も出張着付けで結婚式場に行く事もありますが、確かに洋装の花嫁さんが殆どで、参列される方の洋装、特に若い方はドレスが多いですね。
着物のほうがどんなに華やかなのに、と思いますが、若い人にとってはドレスのほうが楽なのかもしれません。

最後に「是非着付けをされている皆様が着物を着る喜び、着せる喜びを、少しでも多くの人に伝えて欲しい」と言われ、この言葉は、今回この勉強会に参加し、着付けを学んでいる私自身、何が出来るのだろうか、と考えさせられる要でもありました。

見学の最後に、出来上がった浜縮緬を実際に触らせて貰い、赤ちゃん肌の縮緬と、20歳肌の縮緬の感触の違いを体感する事が出来、有意義な経験でした。

その後長浜の街に行き、美しいフランス料理を頂き、NHKで放映されている浅井三姉妹の博覧会場にも足を運び、実際に撮影で使われた衣装を目の前で見せて頂き、雨の中、記念写真を撮る事が出来ました。

勉強会と見学と、とても有意義な一日を送る事が出来ました。