着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2016年6月

茶道稽古 6月(3回目)

DSC_1184_2.JPG DSC_1195_2.JPG DSC_1188_2.JPG DSC_1194_2.JPG
DSC_1183_2.JPG DSC_1185_2.JPG DSC_1186_2.JPG DSC_1187_2.JPG
DSC_1190_2.JPG DSC_1191_2.JPG DSC_1192_2.JPG

 

軸  【花びらの 垂れて静や 花菖蒲】 高浜虚子

  社中一同で入れました
桜葵 桔梗 紫陽花 コバノランタナ 浮き釣り草 トクサ 矢羽芒
シラサギカヤツリグサ 銀梅花 白蝶草 白式部 木槿

菓子 せせらぎ(福助堂)

稽古 初炭 後炭 貴人濃茶 和敬点 卯の花点 和巾点

 

今日は、爽やかな一日でした。
お花も沢山あり、各人にそれぞれ入れて頂きました。
自分で、選んだ花入れに、好みの花を入れるのも楽しいですね。

全員が集まるお昼には、今日庵訪問が叶った井村さんのお話しを、既に裏千家HPにアップされている画像を
皆で見ながら、聞かせて頂きました。
次の機会には、誰が行ける事でしょうか。

是非チャンスを生かしましょうね。

皆さんが、可愛がって下さる愛猫が、花台の上に、お花の代わりに載ってしまいました。
いつも水屋や茶室にいて、まるで一緒に茶道のお稽古をしているようなのです。
実は少々邪魔なのですが、本猫は、おかまいなし!
皆さんの好意に甘えて、いつもの事ですが、失礼いたしました。

西宮神社での月釜

g012048-1s[1]

kakure20[1]thEKTZY4OM

 

今日は、時々きつい雨が降る中、西宮神社でのお茶会に社中四人で行ってきました。

【会記】

待合軸 【晴れてよし 曇ってもよし 富士の山 元の姿は変わらざるなり】

本席軸 【一雨潤天地】 鵬雲斎

棚   溜精棚

薄器  青海波絵朱丸 鵬雲斎

茶杓  淡淡斎自作  銘【のぼり鮎】

茶碗  大樋焼 銘【腰美能】 淡淡斎

菓子  水牡丹 桔梗堂製

菓子器 ベネチアグラス

花   かがり火草 隠れ蓑 半夏生

逸翁美術館 「茶碗抄」

Cj1JAy9UUAMHVVZ[1]

 

今日は、逸翁美術館で、学芸員によるギャラリートークがあり、出掛けて来ました。

数年前にも、逸翁コレクションの【茶碗特別展】があり、見に行った事があったのですが、今回も逸翁さんの
収集品をまじかで見せて頂き、お話しを聞かせて貰い、歴史上の事等、色々勉強になりました。

上記パンフの茶碗は、清時代の染付で、輝くようなコバルトブルーには、宝石が入っているそうです。
空気を遮断して焼き上げる事による、美しい「青」のこの茶碗に私は一目ぼれ。
暫く、私の頭には、残像が残る事でしょう。

b1a91146333ef1a7c6cf468d14f19d0c[1]

 

上記の茶碗は、逸翁さんが、【家光公】と名付けられた、金継を施された茶碗です。
今回、この茶碗も展示されていて、「見事に継がれた」という意味での命名だそうで、覚えやすいエピソードでした。

帰りに立礼席で、お薄一服頂戴し、逸翁さん収集品の中のお道具に実際触れさせて頂き、楽しんで来ました。

 

th304YMU26

くしくも、今日は、社中代表として、井村さんの、【今日庵訪問】の日でした。

急遽、着物で参加される事になり、今日の尋常でない暑さに、師匠としたら、一日中心配しましたが、
夕方、無事帰宅出来た事の報告で、着物で参加出来た事も含め、とてもよかった、という感想に、
胸をなでおろしました。

こんな大事な場面で、自分で着物を着た事も含め、きっと、これからの彼女の茶道人生に、かなりの重みを
占めていく事でしょう。

お土産話を楽しみにしていますね。

茶道稽古6月(2回目)

DSC_1168_3.JPG DSC_1171_3.JPG DSC_1170_3.JPG

 

今日のお稽古も、先週に引き続き、花所望から始めました。

朝は、梶さんの作品。 可憐な紫陽花とくちなし、矢筈芒です。
午後は、森田さんの作品。 額紫陽花と浮き釣り草です。

風炉の時期は、お花が沢山あるので、こうして、華道とは違う、茶花の入れ方の練習が出来て、
皆さん、自分の入れた床花を見て、楽しそうです。

菓子は、青梅でした。

今月は、茶箱も新しいお点前【和敬】に進めて、少しずつ、広がりが出来ています。

ヒヨドリの巣立ち

sudati3[1]

th[8]

 

 

 

 

 

 

 

今日は、ヒヨドリの巣立ちの観察が出来ました。

近所で、ざわざわ声が聞こえてきて、又、ヒヨドリの鳴き声もいつもよりけたたましく聞こえてきて、様子を伺って
いると、ヒヨドリの雛が道路や、側溝に落ちて、助けてあげている様子でした。

一羽は元気よく飛び回っているので、親鳥がにぎやかに追っかけ、後の一羽が上手に飛べなくて3時間も
観察してしまいました。

2度も側溝にはまるし、親鳥と一緒に飛べたと思ったら、ベランダに干してあるお布団に体当たりして、
バタンと落ちてしまう。
まだ、親鳥のような長い尾は無く、雀の様にまん丸の身体で、何とか飛んでみようとする様子がとてもいじらしい。

その間にも、口を開け、胸を膨らませてピヨピヨと鳴く落ちこぼれの雛の横に、きちんと餌を咥えてきて、
与えている。

ついに見失ってしまい、巣立ちの観察は終わりました。

まだ、巣の中に、後1羽、隠れているようでしたが、全ての雛が無事に巣立ってくれる事を祈るばかりです。

我が家の庭には、冬に、椿の花の蜜を求めてよく飛んでくるので、珍しくなない鳥なのですが、調べてみると
以外にも、分布がほぼ日本国内に限られているため、日本を訪れる海外のバードウォッチャーにとっては
ぜひ観察したい野鳥のひとつとなっているそうです。

数日前には、夫が、も散歩をしているところを見かけ、何とのどかな所なのだろう、とつくづく嬉しく思いました。

茶道稽古 6月(1回目)

DSC_1162.JPG DSC_1161.JPG DSC_1164.JPG DSC_1165.JPG

 

軸  【竹風送清香】 矢野一甫

花  花所望による 北村さん(紫陽花 白蝶草 都忘れ)
谷畑さん(山ぼうし 浮き釣り草 露草)

菓子 紫陽花(福助堂)

稽古 花所望 初炭 後炭 貴人薄茶・濃茶 和敬点

 

昨日から、梅雨入りしたという事で、お天気の心配をしておりましたが、以外にも小雨で、晴れ間も見えるくらいの
空模様で、良かったです。

前回からの続きで、花所望をして頂きましたが、皆さんそれぞれ個性が出ておもしろいものですね。

杉棚の扱いも慣れてきましたね。
和敬点は、皆さん、楽そうにお稽古進められました。

着物がスカートに変身

DSC_1159DSC_1154.JPG   DSC_1160

 

今日は、以前から気になっていた擦り切れた着物を、スカートに変身させました。

母から譲り受けた着物を愛用していたら、上前の衽が擦り切れてしまい、上前と下前を入れ替えて仕立て直しをして
着ていたら、今度は後ろ身頃のヒップ辺りが擦り切れてきて、いよいよ着物では着れないな・・・次は何にしよう、と
半年位考えていました。

裏地が綺麗だったので、解くに忍びなく、そうだ・・・ロングスカートにならないか・・・と思い付き、見積もりを
したところ、上手くいきそう。

思い切って、真ん中をブスブス切ってしまい、擦り切れた部位をタックにして隠し、ゴムを入れ出来上がり。
これで、譲り受けた着物を、生かし切る事が出来そうで安心しました。

半日で仕上がりました。
さて、残った上部は、どの様にしようかな・・・

先週は、残布で、丸ぐけ帯締めと帯揚げを作ってみました。
今夏のきつけ教室での実習に先駆け、試作品を作ってみたのです。
こちらも、何とか準備が整いました。