着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2016年5月

地元の歴史と文化を再発見

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今日は、池田泉州銀行 自然総研 TOYROカルチャー主催の「川西市郷土館」見学会に出掛けて来ました。

考えてみると、結婚以来38年間川西市に在住していながら、地元の事は何も知らず過ごして来ました。
ましてや、郷土館のある東谷辺りに足を運ぶ事は、和菓子屋「上政」にお菓子を買いに行くくらいのもので、本当に
縁の薄い地域でしたが、今回ガイドさん付きで、郷土館に行けた事によって、少し地元の事を知る事が出来、
有意義な一日となりました。

現在川西市郷土館として公開されている旧平安家(ひらやすけ)は、多田銀銅山最後の精錬所として昭和初期まで
操業していたところだそうです。
炉跡には、銀、銅を取り除いた後のかす(カラミ)が、石炭のように転がっており、手にしてみると、結構重く、
まだまだ銀、銅が含まれているかのようでした。

国登録文化財となっている、旧平安邸は、伝統的民家の特徴と、数寄屋風の造りが合いまった建物で、土間の釜戸
塗りの欄間横方向に開閉する雪見障子一尺近くある檜と松の二本の大黒柱等など、興味深く見せて頂きました。

館内には、小戸から移築された、科学者平賀義美博士の住宅平賀邸もあり、映画や、NHKの朝ドラ「マッサン」にも使われたそうです。
こちらも、国登録文化財に指定されている建物で、二重窓や、様式トイレ等、大正時代の建物としては、珍しいもの
だそうです。

又、機会があれば、地元の見分も広めていきたいと思っています。

振袖着付け

 

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今日は、宝塚へ着付けに行ってきました。

かつて、私の元で着付けを習って下さっていた方宅でのお嫁さんの着付けでした。

昨日京都で結婚式を挙げられた新婚さんで、アメリカ在住の方という事で、今日の着付けのテーマがよく分からず
伺ったのですが、着付けをしながら色々お話しを聞いてみると、お着物を着ての記念撮影が趣旨だったようです。

今日の振袖は、お母様のものだそうですが、爽やかな色柄がとてもお似合いで、お着付けしていても気持ちが
よかったのですが、最後に出された、手作りの筥迫扇子には正直驚いてしまいました。

外国に住んでいらっしゃるからこそ、そういう物にまでこだわりを持たれたのか、それにしても髪飾りを含め、
小物達を手作りで準備された事に、多いに関心させられました。
そして、日本の伝統を大切にして下さる姿勢が、とても嬉しかったです。

昨日の結婚式本番の白無垢を含め、三日連続着物を着られたようで、写真を見せて頂きましたが、何だか、
テンション上がってしまいました。

通常だったら、1時間足らずで、失礼するところを、お若いお二人のお楽しみの中に、私まで、少しだけ参加させて
頂いた様で、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

久しぶりにお会いしたKHさんとも、懐かしくお話しが出来、本当によかったです。

このブログアップも、快くご了解下さって、有難うございました。

何でもお二人で、力を合わせてこなしていける、とても頼もしいカップルの様でしたが、末永くお幸せにね~~~

茶道稽古 5月(2回目)

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軸   【松無古今色 竹有上下節】 真福寺超三和尚

花   山ぼうし つゆ草 姫緋扇

菓子  青楓(福助堂)

稽古  花所望 初炭 後炭 濃茶(杉棚) 卯の花点前 花点前

5月のお天気は、とても爽やかで夏日に近い日も多いですが、今日もまさしくそんな一日でした。

庭のお花も沢山あったので、今日は、花所望からして頂きました。
初めて、自分の手で花を入れて頂いた、井村さんと前川さんは、小さな喜びが生まれた様で、いつも先に私の入れた
花を見る楽しみだけではなく、まるで花に対する愛情が芽生えた様でした。
又、機会があればお稽古しましょうね。

今月は、風炉になって最初の月なので、先週の基本のお薄に続き、初めてお目見えした杉棚を使っての
お濃茶のお稽古も、皆さん無事にこなされました。

お稽古の後、夫の差し入れてくれた巨大な佐世保バーガーを、とても幸せそうにほう張りながら食べている
皆さんの姿が、ご褒美を貰った子供の様で、とても可愛らしかったです。

お出掛け会 参加者感想文

 

 

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今回の会計は、鈴木さんがして下さいました。

参加者17名全員に、可愛い報告書を作り、お食事の時に配布、又
下記感想文も早速に寄せて下さいました。

 

皆さんお疲れ様でした。

今日は、朝7時から着付けをスタートしました。
おかしい所は、先生に直してもらえるという安心感から1回でOKにしました。(^-^)

集合場所からバスに乗っていよいよ出発ですo(^-^)o
白毫寺に向かう道が少し渋滞しましたが、長~い藤棚は、とても圧巻ですごくいい香りがしていました。

そして次は、初めての鹿肉料理!!
聞いていた通り、あまり癖のない柔らかいお肉でした。
最後のデザートの鹿角の形のスプーンは、少し使い辛かったですが、面白いグッズでした(^^;

丹波布伝承館では、布を10cm購入しました。何を作ろうか考えています。

今日1日お天気で何よりでした。
次回のお出かけ会も楽しみにしています。

春のお出掛け会

 

今日は、最高のお天気の中、みつこ着付け教室から、丹波市にある、白毫寺の九尺藤の観賞と、丹波布伝承館での
丹波布体験に出掛けて来ました。

いつもの様に、宝塚にある銀のステッキ旅行会社さんに、オリジナルの企画をして頂き、有意義な一日を過ごす事が
出来ました。

ゴールデンウイーク最終日という事もあって、それ程渋滞もしないのでは、という期待もしていたのですが、
白毫寺の九尺藤が見頃である、というテレビや、新聞報道もあってか、物凄い賑わいでしたが、予定時間少しだけの
遅れで、きっちり、藤の香りと見事さを満喫出来ました。

当寺では、5月8日にお釈迦さま生誕お祝いの花まつりをされているそうで、甘茶をお釈迦様の頭にかけて、振る舞い茶も頂いて来ました。

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次は、古民家《無鹿》、で鹿肉ランチを頂きました。
9種類の前菜とスープで始まり、五穀米、メインの鹿肉料理もお肉が苦手な私でも頂けて、初体験でした。
鹿の角で出来た箸置きもお洒落で、他用途にと考え、購入してきました。

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いよいよ最後になりましたが、本日本命の丹波布伝承館に向かいました。

自然の草木染めの色に、目を奪われそうになりながら、館の係りの方から、綿の紡ぎ方の手ほどきを受けました。
又、機織りを経験させて頂いた者もあり、実際に、自分の目で見て、手で触れて、体験までさせて頂いて、
各人それぞれに何か、残る物があった事でしょう。

木綿を主体に、少しだけ絹糸も織り込まれているという丹波布に、改めて魅力を感じました。

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綿の実を頂いきたので、秋まで育ててみたいと思っています。
花の色は色々だというお話しだったので、どんな色の花が咲くのか楽しみです。

さくらんぼの収穫

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可愛いさくらんぼが実り、本日収穫しました。

鳥さんに見つけられる前に熟れた実を収穫出来、結構甘くて取り立ては美味でした。
まだ、木は若いのですが、今年は結構花が付き楽しみにしていましたが、熟す前に落ちる数も以外に少なく、
本日の収穫になりました。

ゆずの花も、今年は沢山付いていて、昨年は不作でしたが、この秋には、沢山収穫出来そうです。

恩師近久先生宅から嫁入りしてきたイチハツも咲き始めました。

紫蘭も、蝶々の様に目一杯花弁を広げ、とても愛らしいです。

次々花が咲いてくれるので、私にとって、庭の手入れは楽しみです。