着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2014年5月

茶道稽古 5月(2回目)

軸   【処々円光獨露】

花   沙羅 雪の下 矢車草

菓子  河原撫子(笹岡製)

稽古  初炭 後炭 薄茶(槍の鞘建水) 濃茶 貴人清次(薄茶・濃茶)

 

沙羅 《夜明け前》

2年半前に、庭に植えて初めて、夏椿が咲いてくれました。

昨年も花芽が無く、寂しい思いをしましたが、少し年数が経たないと駄目なのでしょう。

始めて見る《夜明け前》はとても清楚で、美しいです。

茶道稽古 5月(1回目)

軸   【明歴々露堂々】

花   芍薬 鳶尾 箱根空木

菓子  山時鳥(笹岡製)

稽古  初炭 後炭 薄茶 濃茶 貴人点(薄茶・濃茶)

今日から、風炉のお稽古の始まりです。

風炉の景色が初めての方も含め、半年ぶりなので、又新鮮。

軸の言葉は私にとっても難しい内容ですが、純粋に物事が五感で感じ取られるように、磨いていきたいものです。

暑い季節になりますが、楽しみましょうね。

芍薬

芍薬の花が咲きました

姫檜扇

山ぼうし

雪の下

 

ゆずの花

柚子の花が咲き始めました。

とても清楚で可愛らしい花で、この花から、あんなに酸っぱい柚子が実るとは想像が出来ませんが、毎年たくさんの柚子を木一杯に付けてくれます。

今年も楽しみです。

数年前に、恩師である近久先生のご自宅の庭にある、イチハツを頂いて帰り植えたのですが、毎年順調に少しずつ株が広がってきており、今年も緑の葉っぱの中に、爽やかに紫の花を咲かせてくれています。

手入れは中々たいへんですが、花をみていると、本当に心落ち着きます。

さて次は、何の花が咲いてくれるでしょうか。

風炉 灰型

今年も、風炉の灰型を作る季節になってきました。

今日は、丁度曇り空の少し湿気のある日でしたので、灰が舞いにくいと思い、道具を全て庭に持ち出し、灰を篩にかけ、二文字押切灰を作る事が出来ました。

これで、次回からの風炉でのお稽古が開始出来ます。

風炉に入れられない、目の粗い灰は、庭に蒔いておきました。

春のお出掛け会 宝塚歌劇鑑賞

今日は、最高のお天気の中、100周年記念の宝塚歌劇【ベルサイユのばら】を鑑賞して来ました。

かつて上演していた頃は、それ程の興味も抱かなかったのですが、こんなに近くに住んでいながら、一度も宝塚鑑賞経験がないという事も、もったいない話。

丁度100周年記念公演で、知名度の高いこの演目を、仕事がオフのこの時期に上演して下さるという事で、銀ステさんにお願いしたところ、チケット20枚が何とか手に入った状況でした。

素晴らしい踊りと歌声、又衣装に目を見張りながら、あっと言う間に3時間が過ぎてしまいました。

この日の着物選びは直ぐに決まり、明るい色目の【京都千總】の染めのものでお出掛けしたところ、何と、舞台の緞帳と同じ様な色目だったのです。

少し派手になってきてはいるものの、宝塚歌劇鑑賞だし・・・と思って、是非これで行きたいと思ったのですが、まさか緞帳と似ている色目だったとは、とてもいい思い出になりました。

まさか、緞帳が【千總】のものではないだろうと思って調べてみましたが、神戸に本社がある加美乃素本舗の寄贈である「Access the World -飛翔」、という事までしか分かりませんでした。

残念!

でも緞帳だから、【千總】ではなく、【川島】である確率が高いですね。

結局、私の考えるところは、最終的には歌や踊りではなく、柄や生地に興味が落ち着くのだな・・・

仕事柄仕方のないことですね。

鑑賞後の、若水でのお食事も、川の景色を眺めながらで、細かな細工のしてあるお料理はとても美味しいものでした。