着物と茶道 日本の文化ブログ

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茶道稽古9月(3回目)

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軸   【和気兆豊年】

花    秋明菊 数珠珊瑚 矢筈芒

菓子   松の香(香月製)

稽古   行の行台子 初炭 和巾(四科伝) 茶箱和敬点 名水点 後炭 色紙点

 

 

今日は予定より、お二人が増えてのお稽古となり、8時45分の開始となりました。

週末ごとに続いていた台風も過ぎ去り、秋晴れらしい爽やかな一日でした。

偶然にも、茶道お稽古を終わらせてから、第二部のお出かけに行かれる予定の方ばかりで、お天気がよく、本当によかったですね。
茶道帰り、という事で、着物のままでのお出かけの方もあり、季節がよくなった事で、そんな事も出来て嬉しいですね。

少し涼しくなった為に、愛猫アミが、お稽古中に膝の上に乗ってくるようになったのですが、新人さんの側で指導をしていて、ぱっと振り返ってみたら、お稽古歴6年目になる方の膝を占領しているではないですか。
何の気配も感ぜずだったので、驚きました。
少し前に、お稽古歴9年目の方の膝に乗って行く時は、「いいの?いいの?」と言わんばかりに顔を見ながら乗っていった姿を見ていたのですが、今回は全く知らぬ間に、私以外の人のお膝を借りていたのです。
アミも、10歳半になり、少しずつ人見知りも少なくなり、暖を取る為なら、誰の所でも行けるようになったのでしょうか。
5キロの体重で少々重いですが、その際は宜しくお願い致します。

 

 

 

尼崎城と櫻井神社

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今日は、守安先生との1on1として、尼崎城と近くにある櫻井神社に出掛けて来ました。

毎年、秋に、茶道裏千家が櫻井神社でお献茶をされるのですが、一度も行ったことが無く、ずっと気になっていたのですが、数年前に尼崎城が再興された事も耳にしていたので、両地に出向いてみました。

櫻井神社に関しては、江戸時代末期の尼崎城主だった、櫻井松平家の歴代城主が祀られている神社という事で、15代鵬雲斎大宗匠のお姉さまが嫁がれたところから、毎年のお献茶がなされているようです。
今では、嵐の櫻井翔さんのファンが沢山足を向けるそうですが、こじんまりした静かな神社でした。

江戸時代の尼崎城の広さは、甲子園球場の3.5倍位あったそうで、明治維新でお城は取り潰しになったものの、明治15年に元の城内に作られたことから、すぐ近くにあり、両地を一度に訪れる事が出来ました。

 

尼崎城は、4年前に再興された所なので、何もかもが新しく綺麗で、石垣がレプリカだという事にも驚きました。
大阪城や、姫路城ほどの大きさは無いけども、公園としても整備された敷地はしっかりあり、阪神尼崎駅側でありながら優雅な空間を演出していました。

お商売で成功したエディオンの創始者の方が私財10億円を寄贈して、そこに地元愛に溢れた住民から2億円が集まり、築城400年を記念して2018年に完成したのだそうです。
小さなお城を想像していたので、江戸時代の城内の広さを少しでも思い描けるような土地の確保が、より一層当時の江戸幕府を守るための役割の重みを感じさせて貰えました。

大阪城から西の守りを固めるための、大きな役割を担っていたのが、尼崎城だったんだそうです。

天守閣に入ると、5階までエレベーターで上がり、各階を楽しみながら、下りてくるのですが、変装できるコーナーもあり、忍者の衣装や、武士の衣装を着けて、子供に戻った様に楽しんできました。

台風14号が去った翌日で、お天気にも恵まれ、今日は近場で歴史の勉強をしてきました。

 

 

 

茶道稽古 9月(2回目)

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軸    【掬水月在手】

花    ヒオウギ 数珠珊瑚 白水引

菓子   お月見(福助堂製)

稽古   行之行台子 初炭 名水点 薄茶平点前

 

 

今日は、5時からの早朝着付けに、美容師の森さんと一緒に久代まで行ってからの茶道稽古でした。

帰宅してから、朝食を済ませ、花を見繕う為に庭に出てみたら、水引草が所狭しと咲いていて、思わず、「あっ~綺麗。」と我が庭ながら、声に出るほどでした。
その感動のままを床に演出したかったのですが、画像では中々難しい・・・
夏の間は、日差しで焼けそうだった可憐な水引草も、少し涼しくなって、命を吹き返したようでした。
ヒオウギの花も、一日花なので、丁度お稽古がある時に咲いてくれたらいいのですが、中々タイミング合わずだったのですが、ようやく一輪お顔を覗かせてくれました。

今年は、新しい方も入会して下さったお陰で、初歩のお稽古から、中級の方、上級の方まで、一日で色々な科目をしていかねばならずで、私もお勉強になるのですが、準備も忙しい。

でも、今日は、名水点のお稽古のために、ご自宅から、水素水を持参して下さった方があったので、助かりました。

お月見に合わせての、可愛いウサギの上用饅頭を頂きながらのお稽古でした。

 

 

 

病み上がりのボーリング

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夫がコロナに感染して、ボーリングクラブを2週間お休みしていましたが、リハビリを兼ねて、夫婦で投げ放題を楽しんできました。

夫は昨日も、定期健診の2か所の病院に行き、今朝も1か所で診察してもらった続きで向かったのですが、6ゲーム楽しんで来ました。

狙い通りにピンが倒れない事が続くと、落ち込むし、うまく倒れてくれると楽しくなるし、の繰り返しなのですが、今日は、病み上がりなので、6ゲーム位で終わるつもりをしていたら、何と、その最後のゲームで二人同点になり、きっぱりと終える事が出来ました。

夫にとっては、まあまあの点数ですが、私にとってはハイスコアーを出すことが出来て、満足な練習でした。

 

 

 

茶道稽古 9月(1回目)

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軸   【秋風淅淅 明水冷冷】

花    宗旦槿 七変化 白式部

菓子   上用饅頭 練り切 水ようかん 干菓子 キウイ

稽古   行之行台子 初炭 和巾 茶箱和敬点

 

8月の3回目は、お休みをさせて頂いた関係で、今日は、凄く久しぶりのお稽古に感じました。

家族のコロナ感染という事を経験し、大変だった時間を過ごしたせいでもあると思うのですが、自分の好きな事が出来る喜びを、再確認しました。

奥伝の稽古日でもあるので、私も気合が入っていましたが、さすがに、ベテランのお二人はきっちりとこなしていけて、頼もしい限りです。
本当に、後に続く後輩たちのお手本になれるので、私も助かります。

軸のごとく、少しずつ秋めいて来ているので、蝉に代わる秋の虫の音や、秋花の開花が楽しみです。

来週も引き続き奥伝です。
着物着用が約束のお点前なので、両方頑張りましょうね。

 

 

 

着付け教室 二学期開始

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活発な秋雨前線が気になりながらの、着付け教室二学期開始、実は、二回目のお稽古日でした。

一回目は、私の夫がコロナに罹患した為、濃厚接触者の私も教室をお休みせざるをえなく、私としたら、二か月近い長い夏休みが終わり、久しぶりの皆さんとのお稽古でした。

今夏の猛暑は、近年、温暖化が進み、従来からの衣替えでは難しくなってきて、自由に選べる期間を広げた表を作成し全員にお配りし、私達指導者も幅を持たせた衣装選びが出来るように認識を変えるきっかけになりました。

午前は、準備していた冷茶を、皆さんとても美味しく飲んで下さっていましたが、午後は、台風の影響もあるのか涼しくなり、冷茶も不要なくらいの気温になってきました。
午前クラスも、午後クラスも、私と共に、先週お休みだった方もあり、不安定なお天気を心配しながらも、久しぶりのお稽古を楽しんで頂けたのではないかと思います。

夜の応用クラスは、お稽古内容を自由にしたら、動きのある、【紫津香】を皆さん練習され、とても綺麗に出来ていた、基本クラスの方の女児の着付けと一緒に、写真に収めました。

これからの季節は、着物にふさわしいので、練習にも力が入りますね。

 

 

 

茶道稽古8月(2回目)

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軸    【清韻幽趣】

花    秋海棠 金水引 鳴子ユリ

菓子   木もれ陽(香月製)

稽古   結び帛紗花月 且座 色紙点

 

 

DSC_3244 (002)前回のお稽古からお盆を挟み2週間過ぎたので、庭にある花達にどんな変化があるかな…と思って、朝、花を探しましたが、時間の経過は確実に、咲く花に変化がありました。

槿たちは、少し小さくなりながらも、夏も後もう少し、と言わぬばかりに、頑張って咲いてくれています。
秋海棠は、しっかりと花開き、美しさを増しています。
水引草や、芒は、変わらず添え花としての役割を果たしてくれます。
新たに、金水引や、数珠サンゴが、庭を彩ってくれました。
昨年、犬友達から頂いた数珠サンゴが、初めて我が家で花をつけ、実にまでなり、一枝で、白い花から、白い実になり、赤い実に色づくところまで見られるなんて、何と贅沢な事でしょう。

 

 

 

DSC_3240今日も、花月を中心にお稽古を進めましたが、全員の協力と、知恵の結集で、何とかまとめる事が出来ました。

花月の予定も、後1回、各人が、それぞれのレベルに応じて、少しでも実りがあるように頑張りましょうね。

夏の定番である、錦玉のお菓子(木もれ陽)も、とても美味しいでした。
夏ならではの冷たく冷やして頂くお菓子です。

着付け教室は、夏休みを取っていますが、茶道は、暑い夏をも楽しむべしと思い、お休みすることなく続けています。

最後にお出しする、シャービックを口にする時の皆さんの笑顔も、とても可愛いいので、準備のしがいもあります。
冷たいものが、美味しく感じるのも、あと少しでしょうか。

今年も、何とか暑い夏を乗り切れた感がある時期になってきました。

 

 

 

蓮の花

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今日は、加古川にある菩提寺にお墓参りに行って来ました。

新名神を通って行くのですが、川西インターへ向かう道をいつもと違う道で走っていたら、信号待ちした所で、綺麗に蓮の花が沢山咲いていました。
思わず、スマホを取り出して、写真に収めましたが、こんな近くで、蓮の花を見たのは初めてでした。

散歩コースでも大きな蓮の葉っぱは見かけるのですが、花を見たのは初めてでした。

 

 

睡蓮とどう違うのだろうと調べてみました

睡蓮 2e1b39f1b453d9c42d6335a38e05ba65_s

  • 基本的に葉っぱに切れ込みが入る。
  • 水面に浮いた葉のみ。
  • 葉に撥水性がない。
  • 水面で花が咲く。

 

 

 

日本に咲いている睡蓮は、ヒツジグサといわれるものだけです。

この睡蓮の特徴は、白い花を午後の未の刻頃に咲かせます。

比較的水位が安定している池などに生息し、水面近くに花を咲かせます。

葉の形は円形から広い楕円形をしていて、葉の中心付近に葉柄がありその部分から深い切れ込みが入っているのが特徴です。

葉にあまり撥水性はなく、気孔が葉の表面にあるのも睡蓮の特徴だといえるでしょう。

見ごろは5月下旬~7月の中旬まで楽しむことができます。

 

 

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  • 葉っぱに切れ込みがない。
  • 水面に浮いた葉と水面より高く上がる葉がある。
  • 葉には、撥水性があり、水をかけると水玉になる。
  • 水面より上で花が咲く。

 

 

 

蓮は地中の地下茎から茎を伸ばし、その茎には通気性のための穴が通っています。

水面より高く花や葉をつけるのが特徴です。

葉の形状は円形をしていて、撥水性があります。

蓮の地下茎は、レンコンとして食用に使われ、実も食用として生食され、トウモロコシに似た食感です。

花の見ごろの時期は、7月~8月で白やピンク色の花を咲かせ、咲く時間帯は、早朝に咲き始め昼には閉じてしまいます。

 

今日は、猛暑を避け、朝早めに出発をしたので、綺麗に咲きそろった蓮の花群を見る事が出来、ラッキーでした。
午前中だけ咲く花だという事も分かり、夕方散歩では見かけないはず、という事も納得しました

 

 

 

茶道稽古 8月(1回目)

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軸    【清流無間断】

花     秋海棠 小葉のランタナ 矢筈芒

菓子    夏木立(香月製)

稽古   茶箱付き花月  且座  盆略 千歳盆

 

 

朝から暑い日でした。
且座の稽古に向けて、花を集めないといけなくて、今日は少し早起きをしました。
夏でも早朝は、気持ちがいいですが、年々温暖化が進んでいるせいか、爽やかさを感じる時間帯がとても短い。

それでも今日も、皆さん浴衣で集って下さいました。
今年ほど、夏は絶対に浴衣だ!!と感じた年はありませんでした。

猪名川の花火大会も、人員不足の為に中止とのお知らせが回ってきて、折角浴衣を着られる事も含めて楽しみにされていた若い方達には、気の毒に思いますが、我が家では、残暑も厳しそうな今夏、浴衣着用期間を是非延長しましょう・・・と思っている次第です。

3年ぶりの、且座の稽古も、マニュアルを見ての読み合わせの後で始めると、割とスムーズに出来、安心しました。
今月は、且座を反復練習しましょうね。

次のお稽古は、お盆明け。
少しでも、涼しくなっている事を願います。

 

 

 

マリオネット マンドリンコンサート

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3年ぶりに、マンドリンコンサートに行って来ました。

世の中がコロナ禍になり、今年も急激に感染が広がる中、開催が危ぶまれたようでしたが、無事に楽しませて頂く事が出来ました。

独身時代に日本事務機という会社で、コンピューターの仕事をしていたのですが、その時社内結婚をされた友人のご主人の趣味で、退職後マンドリンオーケストラで腕を磨かれ、年に1度招待を受けていたのです。

今年は、会場が吹田のメイシアターでした。
15年くらい前まで、踊りの着付けで足を運んでいたので、リニューアルされた、と聞いていた会場の事も楽しみに出かけました。
喫茶も、トイレも、勿論ホールも、とても綺麗で、席も頭が重ならないようにも考えられた広々とした椅子の配置で、優雅に聴かせて頂きました。

日本の童謡や、私でもよく知っている世界の名曲をメドレーにアレンジされた曲も演奏され、一段と楽しい時間でした。

15年ぶりに車で向かう会場、少し心配しましたが、行きは無事に到着、帰りは1か所間違いましたが、何とか帰り着きました。

よく通った道なのに、使わなくなると忘れる事に、仕方ないな・・・と諦めと悔しさとの交錯。

私にとっては、マンドリンやポルトガルギターの音色を聞く事はほとんど無い生活なので、楽しみにしていたのですが、活動10年をもって、卒業されるという事を、お聞きし、少し残念なような・・・

何事も出会いはワクワクするけども、別れや、終わりは寂しいものです。
又しても、その時々を大切にせねば・・・と思った次第です。

今も、マンドリンオーケストラのCDを聞きながら、このブログを書き込んでいます。
夏になると、このコンサートの事を思い出して、CDを聴くことにしようかな。