着物と茶道 日本の文化ブログ

茶道稽古 12月(1回目)

Share on Facebook
LINEで送る

DSC_2376.JPG DSC_2377.JPG DSC_2378.JPG DSC_2380.JPG

 

 

軸  【丁度良い】  良寛

花   初嵐 赤目万作

菓子  落葉 冬仕度 (福助堂)

香合  落柿舎(嵯峨焼)

稽古  行之行 盆点 重茶碗 初炭 後炭 茶箱月 盆香合 貴人薄茶・貴人濃茶 包帛紗

 

今月1回目のお稽古は、2日・3日・4日と続きます。

各人が、初釜に向けての特訓ですが、皆集中して頑張って下さっています。

今回の香合は、【落柿舎】と名の付いた嵯峨焼の柿の形の香合を使いました。

皆さん思わず、「可愛い・・・」と喜んで下さいましたが、そこに、テント虫が付いています。

落柿舎は、俳聖と呼ばれる松尾芭蕉の高弟、向井去来の別荘で、現在でも俳人の集う場所だそうですが、
《落柿舎の煙草盆葉這うてんと虫》という俳句をみつけました。
一度、嵯峨野の落柿舎を訪ねてみたいものです。

 

月に2回のお稽古が、中々来れない方は、1回で、2回分のお稽古をして帰られる方もありますが、そういう事が
出来る様になってきたのも、進歩でしょうか、私自身もそのパターンにも慣れてきました。

茶道は、奥深く、分からない事も沢山ありますが、歴史上解明されている事を、一つずつ知っていける
楽しみもあります。
本当に一歩ずつですが、積み重ねていきましょうね。