着物と茶道 日本の文化ブログ

結婚式

Share on Facebook
LINEで送る

DSC_1065.JPG DSC_1073.JPG banquet_jouou1[1]  DSC_1045

 

 

今日は、着付け教室に、15年来所属して下さっている、MIさんの結婚式でした。

朝からとてもいいお天気で、同じく、教え子である、清美さんと、宮西さんの三人で、太閤園に出掛けました。

お式への参加も希望されていたのですが、私も当日までの楽しみに、と思って何も具体的にはお聞きして
いなかったのですが、神前結婚式にも関わらず、来賓として、式場にまで案内して頂きました。

結婚式は太閤園でという事は、かねてから彼女の胸の内で決めてあったようですが、今時珍しい神前結婚式で、
「先生に是非見て貰いたかった。」という白無垢綿帽子姿が清楚で、とても厳かなお式でした。
ご自分のしっかりした意思で演出されたお式と披露宴は、両家が固く結ばれた、と感じられる様でもあり、私も年を
重ねたせいか、落ち着いた雰囲気の今回の結婚式には、お二人のこれからの人生に安心感が持てる様でもありました。

披露宴会場である太閤園淀川邸は、藤田財閥のご次男が受け継いだ敷地と建物で、茶道に最もゆかりのある
武野紹鴎から名前が付けられた、という【紹鴎の間】では、一枚彫りの欄間や風格ある掛け軸など、歴史を感じる
調度品が数々残されていて、大正3年当時のままだそうです。
このお部屋の風格が、お二人の披露宴を、より重厚感のある形に演出出来ている様で、お二人の思いのままの時間が
流れているようでした。

小さな波風は、いくつも発生すると思いますが、これからは、一人ではなく二人なので、力を合わせて
乗り切っていって下さいね。
そうして、お二人で幸せを築いていって下さいね。

DSC_1039IMG_0820

DSC_1042